
マンチェスター・ユナイテッドを率いるルベン・アモリム監督が、ボーンマス戦で先制点を挙げたデンマーク代表FWラスムス・ホイルンドを称賛した。31日、イギリスメディア『スカイ』がコメントを伝えている。
アメリカで開催されているプレミアリーグ・サマーシリーズに参加中のマンチェスター・ユナイテッドが30日、ボーンマスと対戦した。試合は立ち上がりの8分にホイルンドの得点でマンチェスター・ユナイテッドが先制に成功。25分にはパトリック・ドルグが追加点を挙げ、後半もアマド・ディアロとイーサン・ウィリアムズがゴールを奪う。88分にはオウンゴールで失点を喫してしまったものの、ゲームは4-1で終了。同じプレミアリーグのライバルであるボーンマスに快勝した。
昨シーズンのリーグ戦ではわずか4ゴールと苦しみ、サポーターから度々批判を受けてきたホイルンド。試合後のインタビューに応じたアモリム監督は、「重要なのは人々がゴール数に注目することだと思う。私たちは得点不足に非常に苦しんでいる」と述べたうえで、「しかし、単にゴールだけでなく、ロングボールを蹴る場面で彼(ホイルンド)が常にプレーを繋ぐ力があることも大きい」とホイルンドによる得点以外での貢献を高く評価した。
また、「相手DFを抑えつつ、サポートにつなげる能力はチームの助けになっており、彼が良いプレーをしているからこそ、我々全体のパフォーマンスも向上している」と語り、ホイルンドの存在がチーム全体に好影響を与えているとも主張した。
一方、獲得の可能性が報じられるスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコ(ライプツィヒ)について質問が及ぶと、「ラスムスには本当に満足している」と同じストライカーであるホイルンドへの信頼を強調。「移籍市場の終わりまで何が起こるかは分からない」と前置きしながら、「重要なのは今いるストライカーたちが素晴らしく努力し、成長し、チームに貢献していることだ。それが一番大切なことだ」と既存のアタッカー陣を称賛している。

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