
LINEヤフーは7月30日、ソフトバンクが同日より開始した環境貢献プラットフォーム「NatureBank(ネイチャーバンク)」にグループ企業として参画したと発表した。同社が展開する5つのサービスを通じて、消費者の環境行動を可視化・促進し、脱炭素社会の実現に向けた森林保全支援に取り組む。
○エコ行動を可視化し、CO₂削減量に応じた植樹を実施
「NatureBank」は、ソフトバンクとグループ会社が提供する16種類のエコアクションを通じて、消費者の日常的な環境貢献行動を可視化し、その成果に応じて森林保全を支援する参加型プラットフォームである。抑制されたCO₂排出量と同等量のCO₂吸収量に相当する植樹を行う仕組みで、ソフトバンクは今後5年間で累計約35万本の植樹を想定している。
なお、各アクションのCO₂削減量および植樹による吸収量は、政府や関連企業が公表するデータを基にソフトバンクが独自に試算する。
○LINEヤフーの5サービスが植樹支援に貢献
LINEヤフーは以下の5サービスを通じて「NatureBank」に参加しており、サービスごとのユーザー行動が森林保全支援につながる。
Yahoo!乗換案内:最もエコなルートの詳細画面閲覧数
Yahoo!カーナビ:CO₂排出量の少ないルートを選択してナビを利用した回数
Yahoo!フリマ:出品数・購入数の合計
Yahoo!オークション:出品数および購入・落札数の合計
LINEスタンプ:「NatureBank」LINE公式アカウントの友だち追加で限定スタンプをダウンロードした数
これらの行動が積み重なることで、より多くの植樹が行われ、環境保全への実効的な貢献となる。
○サステナビリティ推進の一環としての取り組み
LINEヤフーは、「サステナビリティを社会、事業の両軸で捉え推進する」「グループ各社の特性を活かしながら、一丸となって取り組む」「前例に捉われずにチャレンジし、イノベーションを継続的に生む努力をする」といった基本方針を掲げており、今回の「NatureBank」参画もこの方針に基づくもの、とのこと。
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