ディズニー&ピクサーの劇場最新作「星つなぎのエリオ」と漫画「宇宙兄弟」がコラボレーションした特別映像(https://youtu.be/otMz2Y0xwSY)と、小山宙哉氏が描き下ろした特別ビジュアルが公開された。

【フォトギャラリー】4DX版とドルビーシネマ版の上映も決定<ポスタービジュアル>

本作は、ひとりぼっちの少年エリオが、銀河を越えて星と星をつなぐ壮大な冒険と運命を変える出会いを通し、成長していく姿を描く感動作。監督は、「リメンバー・ミー」でストーリーアーティストを務めたマデリーンシャラフィアンと、「私ときどきレッサーパンダ」の監督を務めたドミー・シー、「リメンバー・ミー」に脚本・共同監督として参加したエイドリアンモリーナの3人が共同で担当した。

2007年より「モーニング」(講談社)で連載された「宇宙兄弟」は、アニメ化と実写映画化もされ、シリーズ累計発行部数3100万部を突破した人気漫画。最新45巻が7月23日に発売され、次巻で完結することが発表された。子どもの頃にUFOを見たことをきっかけに、星空を眺めながら宇宙飛行士になる夢を約束した兄ムッタと弟ヒビトの物語を描く。

宇宙兄弟」の作者・小山氏による特別ビジュアルには、宇宙への夢を追い続けるムッタとヒビト、そして美しい星空を眺めながら想いを馳せるエリオの姿が描かれている。さらに、「宇宙兄弟」の名台詞で、「星つなぎのエリオ」で描かれるメッセージとも重なる「我々は孤独だ。だが、一人ではない」という言葉も添えられている。

小山氏は「『宇宙兄弟』でエディというキャラクターが自らの置かれた状況から発した言葉ですが、遠くで聞いている誰かに届く言葉にもなってほしいという思いはありました。今回のコラボ絵と組み合わさることで、より多くの人に伝わるのではないかと思っています」とコメントを寄せた。

特別映像には、「星つなぎのエリオ」の印象的なシーンと「宇宙兄弟」の漫画の名シーンが収められ、少年時代の宇宙への憧れから始まり、周囲に理解されないことへの葛藤、自分を信じてくれる大切な"つながり"との出会い、そして自分の"好き"を貫いたからこそ辿りつけた美しい景色が映し出される。

4DX版とドルビーシネマ版での上映も決定し、2種類のラージフォーマット版ポスターがお披露目された。ドルビーシネマ版ポスターにはエリオが空を見上げる切ない1シーンが描かれ、4DX版ポスターには憧れの星々の世界で満天の笑顔を見せるエリオを中心に、エリオと一緒に冒険するグロードン、冒険をサポートするハイテクお助けコンピューターのウゥゥゥゥ、グロードンの父でありコミュニバースへの復讐に燃えるグライゴンらたくさんのエイリアンの姿が描かれている。

ディズニー&ピクサー最新作「星つなぎのエリオ」は、2D(字幕・吹替)、4DX・吹替、ドルビーシネマ2D吹替の全4バージョンで8月1日公開。

宇宙兄弟」の作者・小山氏のコメント全文は以下の通り。

【「宇宙兄弟」作者・小山宙哉のコメント】

●今回の特別ビジュアルついて

3Dの世界にいるエリオを、宇宙兄弟と同じ漫画タッチで平面化したことで、並べてみた時の馴染みの良さと親近感をより感じる一枚になりました。違う世界のキャラクターたちが同じ1つの月を見ているという構図はとても夢があって楽しみながら描けました。

●エディの言葉「我々は孤独だ だが一人ではない」に込められた思い

宇宙兄弟』でエディというキャラクターが自らの置かれた状況から発した言葉ですが、遠くで聞いている誰かに届く言葉にもなってほしいという思いはありました。今回のコラボ絵と組み合わさることで、より多くの人に伝わるのではないかと思っています。

ピクサー作品の印象、思い出について

好きな作品がたくさんある中で、『モンスターズ・インク』や『ウォーリー』はお気に入りです。
人間キャラクターはもちろん、モンスターやロボットなどの感情までも、動きや表情からちゃんと伝わってくるということが、素晴らしいと思っています。"マイク"のように目がひとつしか無くても喜怒哀楽がわかる…!と、勉強しながら楽しんでいます。

小山宙哉氏による描き下ろしビジュアル (C)2025 Disney/Pixar. All Rights Reserved.