
人気グループ「三代目 J SOUL BROTHERS」のメンバー、今市隆二さんがタクシー運転手に暴行や脅迫を加えたと報じられたことを受けて、所属事務所のLDH JAPANは7月31日、公式サイトで声明を発表した。
報道は否定せず、「誠に不適切かつ社会的に看過できない行為」として謝罪し、今市さんに対して、報酬返上および自宅謹慎の処分を科したことを明らかにした。
●「感情的になったことに起因」LDHによると、問題の行為があったのは今年4月上旬。今市さんは酒に酔った状態でタクシーに乗車し、同乗していた友人との口論をきっかけに、車内外で乱暴な言動をとったという。
LDHは「まずは、タクシー乗務員様をはじめ、当日ご迷惑をおかけしたすべての関係者の皆様に、心より深くお詫び申し上げます」と謝罪した。
また、「感情的になったことに起因」としつつも、「そのような事情の有無にかかわらず、第三者である乗務員様にご不安とご心痛の念を抱かせてしまい、さらには業務に支障をきたす結果となってしまいましたを、重ねて深くお詫びします」とした。
●今市さんに報酬返上と自宅謹慎の処分LDHによると、今市さんは4月中にタクシー会社に謝罪と示談の申し入れ、すでに示談が成立している。運転手に対しても「真摯な気持ちで謝罪と和解の申し入れを行っており、今後も誠意ある対応を続けてまいります」としている。
事務所は今回の件を「社会的信頼を大きく損なう重大な問題」と位置づけ、事実関係を確認後、コンプライアンス委員会を開催。今市さんには報酬返上と自宅謹慎の処分を科した。
さらに、被害を受けたタクシー会社や運転手のプライバシーが侵害されることのないよう、「弊社としても最大限の配慮を行ってまいります」としている。

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