
今日も四国地方は晴れて猛烈な暑さとなりました。16時までの最高気温は、高松で38.4℃と、7月の観測史上最も高くなりました。この体温を上回るような危険な暑さは、来週にかけても続く見込みです。熱中症にならないよう十分に注意してください。
高松で7月の観測史上最高気温、最多猛暑日日数
今日31日(木)の四国地方は、高気圧に覆われて朝から体力を奪う強い日差しが照り付け、16時までに四国のアメダス地点の4割で最高気温が35℃以上の猛暑日となっています。
高松では38.4℃まで上がり、7月の観測史上最も高い気温となりました。
また、高松の7月の最高気温35℃以上の猛暑日日数は今日を含めて20日となり、過去最も多くなりました(これまでの最多は2024年の14日)。
8月も危険な暑さが続く
向こう1週間も、四国地方は高気圧に覆われて晴れる日が多く、各地で連日の猛暑日となりそうです。高松では37℃から38℃くらいまで上がる日が多く、体温越えの危険な暑さが続くでしょう。
8月も気温は平年より高い見込みで、暑さは長引きそうです。疲れもたまる頃ですので、より一層体調管理にご注意ください。
熱中症の応急処置のポイント
熱中症の症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く体を冷やしてください。衣服を緩めて体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
自分で水分補給ができる場合は、冷たい水を持って飲んでもらうと、水分補給とともに体温を下げることもできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。

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