
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、『ジンベイザメLoveなキツネのにこ』を紹介する。作者の夏朱優衣さんが、6月26日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、2000件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、夏朱優衣さんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
■ジンベイザメへの愛が溢れるキツネのにこ
人間の家で過ごしているキツネのにこは、ぬいぐるみのジンベイザメが大好き。朝から晩まで、食事も一緒に摂っている。にこが眠くなってうとうとしていても、ジンベイザメが隣にいないことに気付くと、目を覚まして隣に連れてくるくらい大好きな存在だ。
ある日、服を買いに行ったにこ。数ある中から選んだ柄はジンベイザメに似た模様だった。お揃いの姿になりたくて選んだのだろう。嬉しいことや楽しいこと、辛いこともジンベイザメと一緒ならなんでも乗り越えられる。にこのジンベイザメLoveなエピソードはまだまだ続くのだった……。
このかわいらしいエピソードを読んだ人たちからは、「にこちゃんの笑顔に癒される」「ずっと一緒の友達」「ジンベイザメにもご飯」「ジンベイザメがいるから頑張ってえらい」など、多くのコメントが寄せられている。
■作者・夏朱優衣さん「癒しをお届けすることが目標」
――本作のお話の発想の源はどこだったのでしょうか?
家にキツネがいたらかわいいだろうなと思い、妄想を膨らましていたことが発想の源です!
――本作では、キツネのにこの表情の豊かな表情がとても印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
にこの感情が想像出来るように特に力を入れて描いている部分なのでお褒めの言葉をいただけて嬉しいです。
――特に集中しているシーンや不安があれば、理由とともにお教えください。
不安な点は、これから、にこの過去をどのように深ぼっていけるかについてですね。優しくて甘えん坊なにこがどの様にして現在の性格に至ったのかを上手く見せていけるかなと少し不安です…。
――ストーリーを考えるうえで気をつけていることや意識していることなどについてお教えください。
ストーリーを考えるうえで意識していることは、にこの気持ちや話のシーンに読者の皆様が共感できるようなものにすることです。ただかわいいだけの存在ではなく、温かい気持ちやちょっと可哀想…。など色々な感情を引き出せることができればいいなと思っています。
――夏朱さんの作品を読むと気持ちが癒されます。描画の際にこだわっていることや、特に意識していることはありますか?
読者の皆様に癒しをお届けすることが目標の一つなので、そう言っていただけてとても嬉しいです!描画に関してですが、柔らかい印象になるよう手描きの雰囲気をあえて残して描いています。また、キツネのフワフワした毛並みも感じられるよう、毛並みの描きこみにも力を入れています!
――今後の展望や目標をお教えください。
今後の目標は、今より多くの方に癒しをお届けし、書籍化する事が目標です!
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
読者の皆様、いつも作品を見ていただきありがとうございます!皆様のおかげでここまで作品を描き続けることができています。本当にありがとうございます…!!これからも、皆様の癒しの一つになれるように、にこの温かく楽しい日常を沢山描いていきますので、引き続きよろしくお願いいたします!

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