
中国南部の広東省湛江市雷州湾海域に設けられている現代化深海養殖プラットフォームの一つである「恒燚1号」がこのほど、初の水揚げを行いました。クレーンで輸送船に積み込まれた深海魚は、各地の市場に運ばれ、店頭に並べられます。
同プラットフォームは全長101メートル、全幅47.5メートル、全高27.5メートルで、養殖槽内の水量は6万立方メートルに達します。自動昇降、グリーンエネルギー供給、乗組員の居住とレジャースペース、陸海遠隔通信などの機能の他、飼料自動投入、養殖魚群の監視と識別、養殖環境感知などのインテリジェント化養殖システムを備え、大規模でインテリジェント化されたグリーン養殖が可能になっています。初回の漁獲で水揚げされた120トンのマブタシマアジと200トン近いゴールデンポンパノ(金鯧魚)は順次、市場に出荷されていきます。
湛江市は水産物の総生産量と総生産額で、30年連続で省内トップになっています。近年、湛江市は恵まれた海洋資源を生かし、湛江湾実験室、広東海洋大学などの海洋関連研究機関による科学技術革新を背景に、養殖企業の産業のアップグレードを後押しし、現代化海洋養殖場の建設の加速に取り組んでいます。(提供/CRI)

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