
アニメ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』第9話で、あの“ジオン水泳部”がまさかの復活。海面からひょっこりと顔を出すゴッグとズゴックの姿に、SNS上では「出たー!」「水泳部まだいた!」と懐かしむ声があふれていた。
“ジオン水泳部”とは、ファーストガンダムに登場した水陸両用モビルスーツたち(ゴッグ、ズゴック、アッガイ、ゾックなど)を指すファン用語。その愛称は長年使われ続けており、まさに「見ただけでテンションが上がる」機体群として定着している。
第9話ではゴッグとズゴックの2機が海上に姿を見せたのみで、アッガイやゾックの出番はなし。それでもネット上では「あと2機いれば水泳部コンプリート」「アッガイとゾックも見たかったな」といった投稿が相次いだ。
さらにこのシーンには、制作陣のちょっとした“遊び心”も込められていた。放送後、株式会社カラーの公式Xでは、「水中作業の痕跡が画面にあった方が良いし、波間に浮かんでるだけだから肩から下のデザインは無くても大丈夫だし、現場の負担は少ないからと、鶴巻監督にお願いして登場させてもらいました」と社長・庵野秀明氏の談話として裏話を紹介。
庵野氏いわく、肩から下は“なくてもいい”という大胆な発想で実現したカットだったとのこと。出番はほんの一瞬だったが、ジオン水泳部はエルメスを海底から回収するというまさかの大役を果たした。
「ジオン水泳部がこんな大役とか痺れる」「今後戦闘ある?」「水泳部の活躍見たい!」など、今後の活躍を期待する声も飛び交い、短い登場ながら、しっかりと爪痕を残していた。
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」は、1979年から続く「機動戦士ガンダム」シリーズの最新作。宇宙に浮かぶスペースコロニーで平穏に暮らす女子高校生のアマテ・ユズリハ(CV:黒沢ともよ)が、少女ニャアン(CV:石川由依)との出会いにより、非合法なモビルスーツ決闘競技《クランバトル》に巻き込まれていく物語だ。
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズなど手がけるスタジオカラーとサンライズの共同制作が話題を呼び、テレビシリーズに先駆けて今年1月に公開された劇場先行版は、興行収入が約34億円という大ヒットを記録。6月20日より全国368館で再上映されている。
(C)創通・サンライズ

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