【写真・画像】アニメ「機動戦士ガンダムジークアクス」番組サムネイル

 アニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」第7話のクライマックスで登場したシャリア・ブルの搭乗機キケロガの“変形抱っこ”演出が、ファンの心を一斉にわしづかみにした。

【映像】お姫様だっこ風キケロガ(18分52秒ごろ~)

 シュウジ・イトウが消失後、ニャアンの所在も不明、アマテ・ユズリハ(通称マチュ)は脱出計画の集合場所に向かう途中に残されていたジークアクスを発見した。しかし、そこで軍警に見つかったマチュはやむなく機体に搭乗し、一人軍警から逃げることに。

 「シュウジがいないと……キラキラになんないよ」と呟きながら暴走を始めた瞬間、姿を現したのは、サイコ・ガンダムハンブラビを瞬殺して現れたキケロガだった。

 シャリア・ブル(CV:川田紳司)は「怒りを鎮めろ。ジークアクスのパイロット」と静かに囁き、一撃で気絶させる。続く描写では、落下するジークアクスに並走しながらキケロガが変形、まるで“お姫様だっこ”するような体勢で機体を受け止めるという、異例のロマン演出が炸裂する。

 ネット上ではこの一連の流れに「シャリアお姫様抱っこされるマチュ……」「まさか変形してお姫様抱っこしてくれるとは思わんかったよ」「お姫様抱っこ専用機と言っても良い」「やっぱりキケロガ棒人間形態ってお姫様抱っこするためだけに作られたんじゃ…?」など、“抱っこ祭り”はその緊迫感を忘れるほど盛り上がりを見せた。

 さらに一部では、「旧作のブラウ・ブロを再構成したキケロガだからこそ、この構図が成立してるのでは?」「ジークアクスを“誰かが受け止める”物語として象徴的」といった深掘り考察も盛り上がりを見せた。

 キケロガは、キシリア暗殺を狙っていた連邦軍のテロ部隊を瞬時に排除し、“登場しただけで勝った”感すら漂わせた存在だった。だがその圧倒的強者感よりも記憶に残ったのは、やはり「ジークアクスをプリンセスキャリーしてくれたイケメンモビルスーツ」という衝撃の構図。情緒と戦闘と、そして“優しさ”までも詰まった第7話だった。

 「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」は、1979年から続く「機動戦士ガンダム」シリーズの最新作。宇宙に浮かぶスペースコロニーで平穏に暮らす女子高校生アマテ・ユズリハ(CV:黒沢ともよ)が、少女ニャアン(CV:石川由依)との出会いにより、非合法なモビルスーツ決闘競技《クランバトル》に巻き込まれていく物語だ。

 「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズなど手がけるスタジオカラーサンライズの共同制作が話題を呼び、テレビシリーズに先駆けて今年1月に公開された劇場先行版は、興行収入が約34億円という大ヒットを記録。6月20日より全国368館で再上映されている。

(C)創通・サンライズ

これ、実質お姫様だっこでは?「ガンダム ジークアクス」キケロガ、変形初手がイケメンすぎる!