ロシア・カムチャツカ地方

 カムチャツカ半島付近を震源とする地震で日本に出ていた津波注意報がすべて解除されましたが、ロシア国内では地震後も約1000回の揺れを観測するなど影響が続いています。

【映像】噴火したクリュチェフスカヤ山の様子

 ロシア科学アカデミーは、30日に発生した地震のあと、カムチャツカ半島では約1000回の揺れを観測したと明らかにしました。

 また、地震のあとに噴火したカムチャツカ半島のクリュチェフスカヤ山では、噴煙が高さ6000mまであがったとしています。

 この山はユーラシア大陸で最も標高の高い活火山とされ、溶岩の流出も確認されていました。これを受けて、併設する自然公園の観光ルートが閉鎖されるなど影響が出ています。

 この地震では、数人が負傷するなどしましたが、ロシア大統領府のペスコフ報道官は死者はいないと明らかにしています。(ANNニュース)

カムチャツカ半島付近での地震の揺れ 1000回観測