
中華・ラーメンチェーンの中には、「近くにあったらいいのに」と思わせるような人気店も少なくありません。出店エリアに偏りがあるチェーンも多く、地域によってはなかなか味わえない店舗もあるため、「旅行先で見かけると思わず立ち寄ってしまう」という人もいるでしょう。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、中四国在住者を対象に「近所に欲しい中華・ラーメンチェーン」というテーマでアンケートを実施しました。多くの中四国在住者から「近所に欲しい」と支持を集めたのは、どの中華・ラーメンチェーンだったのでしょうか。
第2位:一蘭
第2位には、得票率6.3%で3つのラーメンチェーンが選ばれました。1つ目は「一蘭」です。「天然とんこつラーメン」一筋で展開しており、とんこつのおいしさを追求し続けています。
素材や製造工程にこだわりがあり、麺・スープ・タレに至るまで独自に開発。専用のオーダー用紙により、具材の有無やこってり度などの各項目を細かくカスタマイズできる点も特徴です。また、店内には「味集中カウンター」というシステムが導入されており、周囲を気にせず食事に集中できる環境が整っています。
第2位:リンガーハット
同率第2位の2つ目は「リンガーハット」でした。長崎発祥の麺料理「長崎ちゃんぽん」や「長崎皿うどん」を看板メニューとし、日本各地に店舗展開しているチェーンです。すべての野菜を国産に限定することで、食の安全性と信頼性の確保に努めています。
また、店舗調理の効率化や味の均一化にも注力しており、近年では冷凍食品の販売や自動販売機の設置など、新たな提供スタイルも積極的に展開。店内での飲食にとどまらず、家庭やオフィスなど、さまざまなシーンで本格的な長崎の味を楽しめるよう、サービスの幅を広げています。
第2位:餃子の王将
同率第2位の3つ目は「餃子の王将」でした。餃子の王将は、看板商品の餃子をはじめ、バラエティ豊かな中華料理を提供するチェーンです。自社工場で加工された食材は毎日フレッシュな状態で各店舗に配送される体制を整備。さらに餃子の主要な食材はすべて国産に限定されており、品質と安全性へのこだわりが徹底されています。
餃子以外にも、炒飯や回鍋肉、麻婆豆腐などの定番中華をラインアップ。店舗によってはオリジナルメニューも用意しています。
第1位:一風堂
第1位は、得票率7.2%の「一風堂」でした。一風堂は1985年に福岡で創業し、各メディアで数々の受賞歴を誇るラーメン専門店です。代表的なメニューである「白丸元味」や「赤丸新味」は、味の変化と革新を重ねながら長年親しまれてきました。
視覚や環境を含めた五感で味わうラーメンを重視しており、国内外に多くの店舗を展開。店舗設計には、伝統的な意匠と現代的な要素が融合されており、BGMや器にも独自の工夫が見られるのが特徴です。調理環境や接客にもこだわりがあり、飲食体験全体が一風堂の魅力を形作っています。

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