
今日9日は強い日差しが照り付けた東日本から西日本を中心に気温が上がりました。全国80地点で35℃以上の猛暑日となりました。明日10日も猛烈な暑さになるところもあり、さらにその先も残暑が続く見込みです。
今日9日は東海から九州を中心に猛暑
朝からよく晴れた京都市では36.7℃まで気温が上がり、今年58回目の猛暑日となりました。また名古屋市では36.5℃で今年49回目、大分県日田市では36℃で今年60回目の猛暑日となりました。いずれも過去最多を更新しています。東京都心は35℃に届かなかったものの、湿度が高く、不快なムシ暑さとなりました。
9月中旬も万全の熱中症対策を
明日10日も名古屋市では35℃予想。年間の猛暑日日数をさらに更新する可能性があります。さらに11日(木)以降も気温は平年より高く、35℃近くまで上がる日も多くなりそうです。
東京都心や大阪市では35℃以上の猛烈な暑さは予想されていませんが、この先は湿度が高く、ムシ暑さが続きそうです。引き続き万全の熱中症対策が必要です。
今は二十四節気の一つ「白露」の時期。草木が露を結び、秋の気配も色濃くなるころですが、少なくとも向こう一週間、日中は秋らしさは感じられないでしょう。
湿った空気の流れ込み続き、ムシ暑さ続く
向こう一週間、日本付近は秋雨前線の影響を受けやすい見込みです。東北から九州にかけてを中心に、曇りや雨の日が多くなりそうです。このため強い日差しが照り付ける時間は、これまでと比べて短くなりそうですが、前線に向かって南から湿った空気が流れ込みやすくなります。不快なムシ暑さが続くところが多くなりそうです。
暑さが収まる気配 なかなか見えず
昨日8日(月)、気象庁から高温に関する早期天候情報が発表されました。これは、その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい高温となる可能性が、いつもより高まっているときに、6日前までに注意を呼びかける情報です。
北海道から沖縄のすべての地域で、9月14日(日)頃から平均気温が平年よりかなり高くなる予想です。5日間平均気温平年差が2度以上のところがほとんどで、関東甲信では+2.6℃以上、中でも北陸では+2.8℃以上となっています。
少なくともこの先10日間程度は、万全の熱中症対策が必要になるところが多くなりそうです。時間を決めたこまめな水分補給や、積極的な休憩を心がけましょう。また屋内ではエアコンを使用し、暑さを避けることも大切です。







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