
俳優の吉行和子さんが、2025年9月2日に肺炎のため、亡くなりました。
テレビドラマ『3年B組金八先生』(TBS系)などに出演したほか、エッセイストとしても活躍した吉行さんの訃報に、ネットでは惜しむ声が上がっています。
【訃報】俳優の吉行和子さんが逝去 「昭和の偉大な俳優」「稀有な存在」と惜しむ声
俳優の夏木マリさんは、同月9日にInstagramを更新。34年前の1991年に撮影したツーショット写真を添えて、吉行さんを追悼しました。

夏木さんと吉行さんは、かねてより親交があった模様。写真を撮影した当時のことを、夏木さんはこのように振り返っています。
演出家・鈴木忠志氏とACMの劇団員として過ごした3年間、挫けそうな私を励ましてくれた吉行さん…。
血と涙の古典に、若き声を刻んだ日々、吉行さんと一緒のギリシャ悲劇『ディオニソス』の記憶…。このモスクワ遠征の記録に泣く…。
吉行和子さん、安らかな眠りをお祈り申し上げます。
夏木さんが挫けそうになった時、吉行さんに励まされたこともあったそう。
写真からも、2人が深い信頼関係を築いていたことが伝わってくるでしょう。
夏木さんの投稿には、このようなコメントが寄せられています。
・さびしいですね。いろいろな役を演じられた吉行さんが大好きでした。
・涙があふれてきます。私も吉行さんが好きでした。そして夏木さんも大好きです。
・気持ちの整理がつかないことと思います。心中お察しします。
大切な写真に添えられた夏木さんの想いに、自身の気持ちを重ねた人もいるかもしれません。
吉行さんが数々の作品に刻んだ声や表情は、夏木さんはもちろん、多くの人の心に残り続けることでしょう。
[文・構成/grape編集部]
- 出典
- mari_natsuki



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