

割り箸にヒモをくくりつけ、その先にサキイカを結んでザリガニ釣りをした子どものころ。案外、簡単に釣れてしまったザリガニを見て、まるでエビのようだ・・・!とやや食べてみたい感はあったものの実際に食べたことはないしそういう人の方が多いだろう。
エビに似てるし味だけは知っておきたい。そんなザリガニラーに朗報だ。
ヨーロッパではザリガニを食する習慣があるようで、北欧家具大手「IKEA」では、2017年8月3日(木曜)から8月20日まで、レストラン内で「ザリガニフェスティバル」なるものを開催する。
そこに行けば西洋風ザリガニ料理に舌つづみを打てるってわけだ。
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IKEAレストランで「ザリガニフェスティバル」開催
期間中、IKEAレストランで11時~20時30分(LO)に提供されるザリガニが主役のスペシャルメニューたち。3種類あって、まず「ザリガニケイジャンスタイル」はトウモロコシ、ジャガイモ、ソーセージとザリガニを一緒に煮込んだ豪快かつスパイシーな一品だ。価格は1200円(IKEAファミリーメンバーは999円)。

次に「ザリガニパエリア」は、ザリガニやアサリ、イカなど魚介のうま味が詰まったパエリア。ザリガニのエキスを余すことなく堪能できそうである。価格は750円。最後に「ザリガニプレート」は、ザリガニ直球勝負のザリガニオンリープレート。価格は3匹で349円となっている。
スウェーデンの夏に欠かせないザリガニパーティー
ご存じ、IKEAはスウェーデン発の家具量販店なわけだが、ザリガニパーティーはスウェーデンの夏の風物詩なのだとか。19世紀初頭、スウェーデンの湖にはたくさんのザリガニが生息していて、珍味として知られていたため大量に捕獲して輸出された。その結果、絶滅の危機に瀕した。

こりゃあヤベエってことで、ザリガニ漁は8月と9月の2カ月限定にしようぜって話になった。そのため、今でもスウェーデンではザリガニ漁が解禁となる8月にザリガニパーティーを開くのがデフォルトになっているとのこと。スウェーデンの蒸留酒・スナップスを片手に乾杯するのだという。
ザリガニパーティーに縁のない我々の場合には、IKEAの公式サイト[https://web.archive.org/web/20170813233123/http://www.ikea.com/ms/ja_JP/campaigns/2017/crayfish.html]に「ザリガニの食べ方」が詳しく掲載されていたので、それをチェックしてから行くといいだろう。
[https://web.archive.org/web/20170813233123/http://www.ikea.com/ms/ja_JP/campaigns/2017/crayfish.html]関連記事:一人で寝られるもん。自分のベッドで眠る猫
「クレフトル」という冷凍ザリガニも販売されているようなので、自宅でパーリーしたい人はそちらをちぇっくりんこだよ!
日本で勝手に繁殖しているアメリカザリガニは、もともとは食用として輸入されたのが脱出して拡散されたわけだから、養殖できっちり泥抜きしたものであれば普通に食べられるってわけだ。エビというよりはどちらかというとロブスター寄りの味らしいけど、自宅で調理するより手っ取り早いのでIKEA周辺にお住いの人はレッツトライだ。
via:IKEA[https://web.archive.org/web/20170813233123/http://www.ikea.com/ms/ja_JP/campaigns/2017/crayfish.html]など / translated by usagi / edited by parumo



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