「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」(3月16日公開)で英国史上初、かつ唯一の女性首相マーガレット・サッチャー役を演じた大物女優メリル・ストリープが、3月上旬に来日することがわかった。メリルは同作でゴールデン・グローブ賞も受賞しており、日本時間1月24日夜に発表となるアカデミー賞のノミネーションにも注目が集まっている。

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  製作期間中、サッチャーに扮したメリルの写真がネットで公開されるや否や、英国のみならず世界中で「そっくり!」「アカデミー賞はすでに射程距離!」といった噂が世界をかけめぐった本作。単なる偉人伝ではなく、妻として、母として、国のリーダーとして闘い続けたひとりの女性の素顔に迫る感動の物語となっている。メリルは主演女優賞候補としてすでにアカデミー賞大本命の呼び声も高く、アカデミー賞に史上最多16回ノミネート(内2回受賞)を誇るメリルが、17回目のノミネートを果たし、前人未踏の記録更新なるかにも注目が集まる。

  今回はフィリダ・ロイド監督と共に来日するそうで、メリルは2009年に「マンマ・ミーア!」のPRで12年ぶりの来日を果たして以来、約3年2ヵ月ぶり3度目、そして2012年ハリウッドの大物女優としては初の来日となる。ロイド監督は世界的に大ヒットしたミュージカル映画「マンマ・ミーア!」でメリルと組み、再び彼女とコラボレーションする機会を待ち望んでいたとのこと。息の合ったPRになりそうだ。

  「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」は3月16日(金)TOHOシネマズ日劇 他 全国ロードショー


「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」より (C)2011 Pathe Productions Limited, Channel Four Television Corporation and The British Film Institute.