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日本の南を台風22号がゆっくりと進んでいます。台風はこのあとも勢力を強め、北上する見込みです。台風の進路によっては、9日(木)を中心に、西日本から東日本の太平洋側で荒れた天気になるおそれがあります。また台風の接近前から波が高くなる予想で、明日7日は太平洋沿岸で3メートル以上の所も。うねりを伴った高波に注意、警戒が必要です。

台風22号は「非常に強い」勢力に 今後の情報に注意

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台風22号は今日6日午前9時現在、父島の南西をゆっくり西北西に進んでいます。小笠原諸島では、今日6日は強風に注意し、明日7日にかけてうねりを伴う高波、落雷、突風、急な強い雨に注意してください。また、高潮にも注意が必要です。

台風は海面水温の高いところを進むため、今後も発達します。明日7日には「強い」勢力に発達し、風速25メートル以上の暴風域を伴うでしょう。その後も北上し、9日(木)には「非常に強い」勢力にまで発達しそうです。台風の中心が70%の確率で入る予報円は、一部、近畿から関東の太平洋側にかかっています。予報円の最も北側を通った場合は、西日本から東日本の広い範囲が暴風域に入る恐れがあります。9日(木)を中心に雨や風が強まる恐れもあります。

一方で予報円はまだ大きいです。台風の進路によっては大きく影響が変わってきます。今後の台風情報のご注意ください。

台風が近づく前から高波にご注意を

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台風が発生すると、最初に影響がでるのが波です。

明日7日は小笠原諸島や沖縄など、うねりを伴った力強い波が3メートルを超えるところもありそうです。また9日(木)を中心に西日本から東日本の太平洋側の広い範囲で波が高くなるおそれがあります。高波に注意・警戒が必要です。

台風が近づいている時に、絶対にやってはいけないことは、海に近づくことです。海の様子を見に行ったり、サーフィンや釣りを楽しんだりすることは、高波にさらわれるおそれがありますので、とても危険です。

波浪警報や波浪注意報が発表されている時には、むやみに海に近づかないでください。

台風22号は「非常に強い」勢力に発達へ 太平洋側に接近おそれ 高波などに注意警戒