
お笑いトリオ・ダチョウ倶楽部の肥後克広(61)が10月8日、自身のInstagramを更新し、出演映画『風のマジム』の舞台挨拶に登壇することを報告した。
肥後は「急遽、登壇させて頂く事になりました!」と告知し、「#伊藤沙莉 さん主演 映画『#風のマジム』 kino cinéma新宿にて上映決定!」とコメント。
投稿には、劇中で演じる島の男性・東江大順を優しい表情で演じる1ショットが添えられている。
『風のマジム』は、俳優・伊藤沙莉が主演を務める実話をもとにしたヒューマンドラマで、沖縄の自然と人々の絆を描いた作品だ。
沖縄県では9月5日から先行上映され、9月12日より全国公開が始まっている。
肥後は、島で生きる人々の中で温かな存在感を放つ男性・東江大順を演じ、コメディアンとしての明るさとは一線を画す繊細な演技を披露している。
投稿によると、映画『風のマジム』の舞台挨拶は10月10日(金)、kino cinéma新宿(キノシネマ)で開催される。
12時40分の回の上映後に行われ、登壇者には肥後克広のほか、芳賀薫監督、関友彦プロデューサーが名を連ねる。
肥後は「たくさんのご来場お待ちしております!」とファンに呼びかけ、映画の魅力を生の言葉で届ける機会となることを予告した。
Instagramのコメント欄には、「しっかり役者の顔になっててシブい」「こんな風に優しいおじいちゃんが欲しいかった」「肥後さんの演技が心に染みました」などの反響が寄せられ、芸人としてだけでなく俳優としての新たな一面を称賛する声が相次いでいる。
映画『風のマジム』は、伊藤沙莉演じる主人公・真尋が、沖縄の島で風力発電事業に挑む姿を通して“夢を信じる強さ”を描いた作品。
地元の自然や文化、人々の温かさが丁寧に描かれており、伊藤の力強くも繊細な演技に加え、肥後をはじめとするキャスト陣の人間味あふれる演技も大きな見どころとなっている。
肥後はこれまでもバラエティ番組で見せるお茶目な姿とは対照的に、ドラマや映画で温かみのある演技を披露してきた。
今回の『風のマジム』では、人生経験を重ねたからこそ表現できる深みのある表情で観客を魅了している。
SNS上では「コメディアンの枠を超えて感動した」「肥後さんの優しさがそのまま役に重なっていた」といった感想が広がっており、彼の俳優としての評価も高まりつつある。
今回の舞台挨拶は、肥後が作品や役への思いを語る貴重な機会となる。
伊藤沙莉、芳賀薫監督とともに語られる制作秘話にも注目が集まるだろう。
映画『風のマジム』は、kino cinéma新宿ほか全国の劇場で公開中。
沖縄の風のように心を包み込む物語と、肥後克広の温かな演技が観る者の胸に静かに響く作品となっている。



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