
豊かな自然環境に加え、古都として歴史と文化が息づく奈良県。県内には、教育の質や進路実績、部活動の活躍などを背景に、注目を集める公立高校も少なくありません。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、奈良県在住の60代を対象に「子どもを入学させたい奈良県の公立高校」というテーマでアンケート調査を実施しました。
地元である奈良県に住む60代の人から「子どもを入学させたい」と支持を集めたのは、どの公立高校だったのでしょうか。ランキングを見ていきましょう!
第2位:奈良高校
第2位は、得票率23.2%の「奈良高校」でした。奈良市にある奈良高校は、1924年に開校した「奈良県立奈良中学校」を前身とする県立高校。「自主創造」の精神を継承し、「自ら学び、自ら考え、自ら開拓する」姿勢を身につけ、日本・世界のよりよい未来に貢献していくグローバルリーダーの育成をグラデュエーション・ポリシーとしています。
自分の適性を見極め、進路設計や興味・関心に応じて主体的に学びを創造できる「奈良高校の単位制」を導入。文部科学省から20年以上「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」に指定されている同校では、2023年度からは「SSH認定枠」として、これまでのノウハウを生かした多様な実践活動に取り組んでいます。2025年の大学入試では、国公立大学は大阪公立大学・大阪大学、私立大学は同志社大学・関西大学などを中心に、多くの生徒が現役で合格しました。
第1位:郡山高校
第1位は、得票率24.4%の「郡山高校」でした。大和郡山市にある郡山高校は、1893年に設置された「奈良県尋常中学校」を前身とする県立高校。「誠実・剛毅・雄大」の精神のもと、「長い伝統の中で培われた文武両道の精神を基礎に、社会に有為な人材を育成する」ことをスクールミッションに掲げています。
「自ら学び続ける態度」「集団の中で役割を果たそうとする生徒」「有為な人材として社会に参加しようとする意思」をグラデュエーション・ポリシーに設定。2年次から「文型」「理型」に分かれるほか、理型の「数学理解」では習熟度別の授業を実施しています。定期テストで一定の結果が出なかった生徒に対し、放課後に学力補充講座を実施するなど、きめ細やかな教育を行っているところも魅力。2025年の大学入試では、国公立大学は大阪公立大学・神戸大学・三重大学、私立大学は近畿大学・関西大学などを中心に、多くの生徒が合格しました。



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