所得による制限が撤廃された、私立高校の授業料実質無償化が2026年度からスタートすることを受け、私立高校への進学を視野に入れている家庭も多いのではないでしょうか。受験に際しては、地元の人からの評価や学校の特色などの情報もチェックしておきたいところです。

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 ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、広島県在住の60代以上の男女を対象に「子どもを入学させたい広島県の私立高校は?」というテーマでアンケートを実施しました。

 地元である広島県に住む60代以上の人から「子どもを入学させたい」と支持を集めたのは、どの高校だったのでしょうか。ランキングを見ていきましょう!

第2位:広島学院高校

 第2位は、「広島学院高校」でした。広島市西区に位置する、1959年に開校した高校です。カトリック男子修道会である「イエズス会」により、日本では3番目の中学校・高等学校として設立されました。「他者のために、他者とともに生きる人間」を目指す人物像に掲げ、他者への奉仕の精神で、社会や人類のために貢献できる人間の育成を目指しています。

 国際交流を展開している同校は、20年以上続けているフィリピン研修に加え、2022年度からはカンボジアや米国での研修を実施。生徒は異文化で暮らす人々との対話を通し、多様性に触れ、「Global Citizenship」を身につけます。

第1位:修道高校

 第1位は、「修道高校」でした。広島市中区に位置する同校は、1725年に広島藩主・浅野吉長が開いた「講学所」を起源とする男子校です。「十分な学力と磨かれた心を兼ね備えたリーダーになり得る人材の育成」を目指し、社会をけん引する人材を多数送り出して来ました。

 修道高校では、生徒の行動を規定する校則を設けていないことが特徴。生徒は「責任ある自由」の中で「自分は今何をするべきか、何が最も大切なことなのか」を考え、他者との関わりの中で最適解を導くトレーニングを繰り返すことで、主体性を備えた人間へ成長することを目的としています。

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