

車を運転するドライバーなら一度は見かけたことがあるであろう、駐車場での迷惑駐車。
駐車場には区画線が引いてあるのが一般的で、線と線の間に車を駐車させるようになっている。
ところがたまに、線にまたがって2台分、あるいはそれ以上のスペースを占有している車がある。その行為は番長止めとも言われている。
心に余裕があるときなら苦笑い程度で済むが、混んでいるときやイライラしているときにマナー違反の迷惑駐車している車を見かけると、人はその怒りを抑えきれなくなる。
で、実力行使にでるわけだ。
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アメリカ・オレゴン州で、番長止めをしている車に対し、2台のジープがこんな方法でお仕置きをした。
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明らかにアウトな番長止めをしている車を発見
オレゴン州にある家電量販店「ベスト・バイ」の駐車場で、ラインをまたいで番長止めしていたのは赤のメルセデス・ベンツ。
ちょっとはみ出しているくらいなら、運転が下手なのか、あるいはよほど急いでいたのか、と大目に見ることもできようが、ラインの真上に停めるのは明らかにアウトだろう。
駐車場は他に空いているスペースがあるのだが、赤いジープはベンツの隣のスペースにギリギリの状態で車を駐車させた。
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そして今度は、白のジープが反対側のベンツの隣のスペースにギリギリ駐車
ベンツは両脇をジープに挟まれ、ドライバーが出入りできない状態に。

戻ってきた運転手の反応は?
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そしてジープのドライバーたちは物陰から動画を撮影。運転手が戻ってくるのを待っていた。そしてついに、ベンツの運転手が戻ってきた。
その状況に気がついて茫然とする。
ドアがほとんど開けられないので、車に乗ることができないのだ。

怒っても無駄だし、
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ジープを蹴飛ばしてみたところで、もちろんビクともしない。

結局、リアハッチから無理やり乗り込む羽目に。

これに懲りてこのドライバーが二度と番長止めをしなくなるかどうかはわからないが、ジープのドライバーたちは少しだけすっきりしたのかもしれない。
今日もどこかで、迷惑駐車に対抗すべく誰かが事を起こしていることだろう。その方法は、メッセージを残したり(関連記事)、全包囲網を組んだり(関連記事と様々だが、迷惑駐車がなくならない限り、人々の戦いもなくならないってことなのかもしれない。
References: UNILAD[https://web.archive.org/web/20201022104456/https://www.unilad.co.uk/life/guys-get-revenge-on-man-who-parked-over-two-spaces/] / written by K.Y.K. / edited by parumo



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