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職場によっては専門用語や特有の言い回しをする事もあるだろう。一方で、働く人が困惑するような言葉を使う職場もあるようだ。パートとして働く60代女性は、とある「言葉のルール」に頭を悩ませている。

「誰が決めたのか、『後ろ着きます』『横通って参ります』と言わされます」

仕事は倉庫内での作業だが、ほかのパートの背後に立ち止まる時や、横を通過する時にその「ルール」が発動するという。(文:湊真智人)

社員からは驚愕の事実が…「そんなセリフの決まりは無い」

妙な言い回しに違和感を覚えている様子の女性。そこで社員に尋ねたところ、驚きの返事が返ってきた。

「『そんなセリフの決まりは無い』と言われた」

なんと、パートだけに伝わる悪しき慣習のようだ。しかし社員はそこに干渉してくることはないようで、女性は周囲のパートから「ちゃんと言えないのが気持ち悪い」などと言われるという。納得いかない様子で「すごく理不尽です」と投稿を結んだ。

職場の理不尽ルールは他にもある。投稿者の40代男性(岐阜県)は、かつての職場に存在した納得しがたいルールをこう明かす。

「事務所のトイレ掃除は派遣の人間がすることになっている」

男性は派遣側の人間だったため、それに従ってトイレ掃除を行なっていた。掃除自体は「嫌ではない」という反面、当然ながら不公平感を覚えていたようだ。

「本来は全員でするべきだと思いました」

正社員との立場の違いを露骨に示すような規則では、職場の雰囲気が悪くなりそうだ。

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誰が決めた?「後ろ着きます」「横通って参ります」パートにだけ強制される“言葉ルール”に苦しむ女性