

夢中になってリスを追いかけていたハスキーはその勢いで木に登るが、ふと我に返ると、自分が降りられないほどの高さにいることに気がついちゃったようだ。
アメリカ・インディアナ州の自宅裏庭で、ハスキーならではの「オレはやるぜ」モード全開で高い木の上に取り残されたのは、オーロラという名のメス。メスなので「ワタシはやるわ」といった方が正解か。
通報を受けた地元の動物管理局の職員たちが、たくさんの声をかけながら慎重に救助活動を行い、無事地上へ戻ると、まるで何事もなかったかのように、飼い主と再会して大はしゃぎだったという。
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夢中でリスを追いかけ、降りられないことに気が付いたハスキー
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インディアナ州フォートウェイン市で、自宅の裏庭で遊んでいたハスキー犬のオーロラがリスを発見し、反射的に追いかけ始めた。
リスは木に登って逃げたが、オーロラも夢中になって追いかけ続け、木に飛びつき、そのまま上までよじ登ってしまった。
フォートウェイン動物保護管理局の公式SNSによると、オーロラは高い場所まで登ったあと、ようやく自分が危ないところにいることに気づき、そこから動けなくなってしまったという。

飼い主が通報、動物管理局によるやさしい救助活動
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驚いた飼い主はオーロラを木から降ろそうとしたが、助けることができ、すぐに動物保護管理局に救助を依頼した。
通報を受けて現場に駆けつけた2人の職員のうちの1人は、キャッチポールと呼ばれる先端に輪のついた道具を使い、オーロラに優しく輪をかけ、「大丈夫だよ、怖くないよ」とやさしく声をかけながらゆっくりと誘導した。

びくびくしながらも、オーロラは徐々に木から降り、地上へと戻ることができた。助けてくれた職員に満面の微笑を見せるオーロラ。
さっきまで怖がっていたのに、次の瞬間はもうごきげんだ。
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無傷で救出されたオーロラ、何事もなかったように大はしゃぎ
オーロラは幸いにも無傷で、このあとすぐに飼い主のもとへ駆け寄ると、しっぽをぶんぶん振りながら大はしゃぎした。
その姿に職員たちから思わず笑顔がこぼれた。
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佐々木倫子先生の漫画「動物のお医者さん」にでてくる典型的なハスキー犬の「オレはやる!」のメスバージョン、「ワタシはやったわよ」なのかもしれないし、そうでもないのかもしれない。
こんなちょっと間の抜けた、でも愛嬌のある性格が愛される理由の1つでもあると思うんだ。
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