ちがうよ、そっちのラーメンマン[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%B3]じゃない。むしろこの形状変化ができたのなら無敵だったのかもしれないし、そうでもないのかもしれない。

 人間の形をしているんだけどその成分はたぶん麺なラーメンマンが登場するCGアニメ「Moodles(ムードルズ)」は、アメリカ・ボストン出身のデザイナー&アーティスト、アリ・ウィンクルさんの作品で、VimenoのSTAFF PICKS(スタッフのおすすめ動画)に選出された。

 ラーメンマンたちは壁に頭を打ち付けているみたいだったり、手をだらりんとして絶望しているみたいだったりヘンテコなポーズをしている。

 それが麺のようにスルスルッとほぐれて“なんでもないもの”へと変化していく。

関連記事:私の体の中の青い蝶々。「うつからの解放」をイメージしたフォトコラージュ作品

ネガティブな感情から解放されようほぐれよう!

 アリさんが「Moodles」で表現しているのは、「ネガティブな感情からの解放」なのだそうだ。

 ラーメンマンたちのヘンテコなポーズは緊張やストレス、不安などで身体が凝り固まっているのをイメージしている。

関連記事:精密な立体感がたまらない。紙でつくる神細工。開いてうっとりポップアップブック

 その後、まるで麺のようにスルスルッとほぐれることで、そういった感情からの解放とか浄化とかを描いているらしい。

関連記事:ん?自分今、聖水出したの?用を足すとライトアップされ「ハレルヤ」が響き渡る神演出な男性用トイレ、フロムジャパン!

 ラーメンマンたちはそれぞれカラフルでスイーツっぽくもありちょっとおいしそうとかいう見方もできるにはできるな・・・。

 まあそれはさておき肩の力を抜いて生きようじゃないかってことかな、適度にほぐれながら。ついでに誰かの胃袋にズルズルと収まってしまうのもまた良きことかな(え?

via:Vimeo[https://vimeo.com/240466644] / Sploid[https://web.archive.org/web/20171210213713/http://sploid.gizmodo.com/every-night-i-feel-like-these-bizarre-cg-humans-made-of-1820118319] / The awesomer[https://theawesomer.com/moodles/452597/] / Ari Weinkle[http://ariweinkle.com/]など / translated by usagi / edited by parumo

画像・動画、SNSが見られない場合はこちら