

宇宙規模でいえばすごく近いかもしれない太陽から12光年離れた場所に、地球のように生命を育むことが可能な大気に満ち溢れている惑星が発見されたそうだ。太陽系外で生命が存在する可能性がある惑星としては、これまで発見された中で最も地球に近いという。
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その惑星は、肉眼でも見える秋の星座「くじら座」のタウ星で、地球の重さの2~6倍の5つの惑星があることを、英ハートフォードシャー大学を中心とした米、豪共同チームの研究者が発見。そのうちの一つが、生命の存在に欠かせない水が液体として存在できる「ハビタブルゾーン」という領域にあることを確認した。その惑星は、内側から数えて4つめの「くじら座タウ星 e」で、地球の5倍ほどの重さで大気が存在する可能性が十分にあるという。

タウ星と くじら座タウ星e 惑星間の距離は太陽と金星間の距離と同じくらいであるが、タウ星は太陽と比べて 45 % 程度の光しか放出しないため温度が高すぎることはないという。公転周期168 日だそうだ。
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研究チームは三つの異なる観測施設から得られた6千以上の観測データを合わせて結論づけた。英ハートフォードシャー大のジェームス・ジェンキンス客員研究員は「我々はそう遠くない将来、これらの惑星の大気を分析できるかもしれない」と説明している。
slashdot[https://web.archive.org/web/20130314013420/http://science.slashdot.jp:80/story/12/12/20/0240246]・asahi[https://web.archive.org/web/20130406194846/http://www.asahi.com/science/update/1219/TKY201212190391.html]
本当のアポカリプス、地球終了がやってくる前に、ついに候補地物件が身近に見つかったのかもしれないね。



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