台湾のインディーゲーム開発チームPHOSEPOは、「Steam Nextフェス」開催に合わせてアドベンチャーゲーム『病能探偵』の最新PVを公開した。本作は「本格推理」と「認知異常」の掛け合わせがテーマの作品で、常識が通用しない中で論理を組み立て推理する必要がある独特な作品となっている。

※本作は実在する病気を扱います

本作は、理(ことわり)と呼ばれる宗教が支配する世界で、選ばれた13人の「病能者」を閉鎖空間に集め、生死をかけた試練に巻き込まれる物語。ルールはひとつ、「誰にも気づかれず殺人を成功させた者は、神になれる」。

本作に登場するキャラクターたちは全員何らかの「認知」に異常を抱えていることが告知されており、しかもその異常は他人にも感染し影響を与える。そのため、プレイヤーは単なる論理だけでなく異常に関する洞察力が求められる中で真実を暴く必要がある。

また、現時点で判明している「認知」の異常としては、左側を認識できない、顔の識別ができない、嘘がつけない、記憶が暴走する、世界の境界が曖昧、などがある。

今回公開されたPVでは、日本語フルボイスによる極限状態に置かれたキャラクターたちの掛け合いや、緊張感溢れる「論破モード」の映像などが確認できる。

また、本作の体験版は9月25日から期間限定で配信されており、そちらではすべての「病能者」とのやりとりや、プレイ時間2時間に及ぶプロローグ・第一事件の完全収録が告知されている。

『病能探偵』は2026年夏にリリース予定だ。

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