

大統領自らが霊の存在を信じ、その証拠として心霊写真をテレビ放送で公開する。日本では考えられないことなのだが、ベネズエラの人々は霊の存在を信じている人が多い。
ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領は、地下鉄トンネルの起工式に参加した時、前大統領であるウゴ・チャベスの霊を見たと、国営放送のテレビ番組で発表した。その時に撮影したという心霊写真も見せたそうだ。
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カラカスの地下鉄起工式で撮影した写真には、チャベス氏の目、口、鼻が明確に見えると、マドゥロ大統領が、テレビを通じて話した。問題の写真は以下のものだ。そういわれてみれば人の顔のようなものが見えなくもない。
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チャベス前大統領は、マドゥロ大統領は、2011年、キューバ訪問中に癌の摘出手術を受けた後、2012年に任期満了に伴う大統領選挙で再選を果たした。
チャベス前大統領

これによりチャベス大統領は、全うすれば計20年にわたる長期政権を担うこととなったのだが、選挙後、病状が悪化。2013年2月10日、がんの手術及び治療のため、再びキューバへ渡った。しかし治療の甲斐なく2013年、3月5日、当時副大統領だった、マドゥロ氏がテレビで演説し、チャベスがカラカス市の軍病院で死去したことを発表した。同日、マドゥロ副大統領が暫定大統領に就任、その後大統領選挙を経て第54代大統領に正式に就任した。
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マドゥロ現大統領

また、 マドゥロ大統領は、「チャベス氏を見るのはこれが初めてではなく、様々な形で見ることがある。何度かは鳥の格好でやってきた。」と語った。
マドゥロ大統領はかつて、チャベス氏の側近であり、チャベス氏からの信望も厚かった。マドゥロ大統領はかつて、チャベス氏のお墓でたびたび寝泊りしていると認めたことがあった。現在、棺はカラカスの革命博物館内に安置されており、大統領は今でもそこでたびたび寝泊りし、その時にチャベス氏を見ることがあるのだという。
また、こんな話もある。
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マドゥロ大統領は、チャベス氏が「闇の勢力によって毒殺されたと直感している」と述べ、ガン発病は米国の仕業との見方を示したが、米国務省報道官は「チャベス大統領の発病に米国がかかわったとの主張はばかげている」とこれを退けたという。マドゥロ大統領はカトリックの教えを受けて育ったカトリック教徒ではあるが、インドのスピリチュアルリーダー、サティヤ・サイ・ババの信奉者でもある。
もういっちょ。、中央アジアに位置する旧ソビエト連邦の共和制国家、キルギスにてアルマズベク・アタンバエフ大統領が演説を行っていた時に、その背後に日本自民党幹事長、石破茂の生霊が写りこんでいたとして話題になっていたのだが、そのことに触れてほしいというコメント欄からのリクエストがあったので、こちらの方も審議してみてほしい。




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