
直撃世代には“ぶっ刺さる”懐かしいアイテムを鑑定していく動画が、YouTubeに投稿されました。この動画の再生数は記事執筆時点で11万6000回を超えており、2400件以上の高評価を獲得しています。
投稿者は、電気工事士の資格を持つ「ひとりでできるマン」(@HitoriDiy)さん。これまでの知識や経験から多数の空き家をほぼひとりでDIYして再生させる様子を発信しており、以前には45万円で購入した築50年の物件のビフォーアフターが話題となりました(関連記事)。
ひとりでできるマンさんが新たに購入したのは平成時代に建てられた物件。キッチン部分は“水没”しておりグチャグチャになっています。これは大変だ……。
そんな「平成水没ハウス」でのリフォーム作業も残置物の撤去からスタート。しかし、撤去作業中に撮った映像のほとんどがトラブルで消えてしまったそうです。これも大変だ……!
1本目の動画がまさかの報告となってしまった新シリーズ。幸いにも売主の残していったゲーム機やおもちゃなどの“お土産”があるので、2本目となる今回の動画では、これらが総額でいくらになるのか鑑定することにしました。
鑑定作業の前に、いつもの残置物撤去で発生した費用と利益がいくらになったかを計算します。金属スクラップや一部の家具の売却益からゴミの処分費用を差し引くと、合計で1万5500円の利益が生じました。この値にお土産の“鑑定額”を足していきます。
とはいえ、この物件に残されている物を1つずつ調べていくのは大変。そこでChatGPTをサポート役として使い、鑑定額を割り出してみます。
まず対象となる物の写真を撮ってChatGPTに読み込ませた後、保存状態をはじめとする「価格に影響を与えそうな補足情報」を入力。するとオークションサイトでの落札履歴などが表示されるので、これらの値を参照します。
ただしChatGPTは画像認識を誤ったり、事実と異なる情報を提示したりする可能性があります。ひとりでできるマンさんは、回答をそのまま信じてゴミを持ち帰るハメになった苦い経験があるとのこと。そのため回答生成時には必ず参考となるサイトのURLも表示させ、最終的には自分の目で確かめているそうです。
方法を説明しながら実際に1台のミニ四駆を鑑定。なるべく低めの売却額を参考値として取り扱うことにしているので、シールやシャーシ、タイヤなどが未使用の状態で残っていたこのミニ四駆の鑑定額は2500円としました。
最初に鑑定したのは、『きかんしゃトーマス』のおもちゃ。1台600円の残置物が40台もあったため、まとめて24000円と計算します。
続いて動作が確認できたNINTENDO64は5000円、ゲームボーイとゲームボーイポケットはそれぞれ4000円となりました。さらにはファミリーコンピュータやプレイステーション用のソフト、ゲームの攻略本も発見。これらはまとめて5000円と鑑定しました。
ゲームソフトもたくさんありますが、この物件にはポケモンカードと遊戯王カードも大量にあります。調べた結果「ひかるミュウ」のポケモンカードはたった1枚で6万円という高額に。遊戯王カードの方は数が多い上に評価額も2万~20万と開きが大きいため、今回は鑑定額を最低ラインの2万円とします。
さらには複数のミニ四駆と専用のサーキットまで発見。せっかくなので室内でサーキットを組み上げ、ミニ四駆を走らせました。なんという部屋の広さ……!
残念ながら値段の付かない物もありましたが、評価額は合計で17万9000円という結果に。視聴者からのアドバイスを受け、再販をしっかり意識しながら細かく残置物をチェックしたひとりでできるマンさんは「チリも積もれば山となる。古い物って意外な価値があるんですねぇ」とコメントしています。
コメント欄には、「これ全部残地物は激アツ」「現在40歳前後の人が住んでいた裕福な家庭って感じかな」「全体的にコンディションが良さそう」「物を大切にされていた方なんでしょうね」「ミニ四駆のこれだけでかいコース持ってる家だったら当時はクラスメイトみんな遊びに来たと思う」「ぐあああ!」「この家金持ちすぎるだろ」などの声が寄せられています。
ひとりでできるマンさんはYouTubeチャンネルの他、X(Twitter/@HitoriDiy)アカウントも運営中。これまで取り組んできたDIYリフォームについて発信しています。
動画提供:YouTubeチャンネル「ひとりでできるマンDIY」



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