海外サイトにて話題となっていた「日本の海底に眠るミステリーサークル」。

 発見されたのは鹿児島県奄美大島で、水深25メートルの白砂の上に、直径2メートルほどの美しい円形の模様が浮かび上がっており、外側は、2重の山で囲まれ、中央から放射状にたくさんの溝が刻まれている。

 この海底に描かれた円形の幾何学模様の正体はいったい?

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ソース:Mysterious Underwater Crop Circles Discovered Off the Coast of Japan[https://web.archive.org/web/20121122184642/http://www.thetruthbehindthescenes.org:80/2012/09/21/mysterious-underwater-crop-circles-discovered-off-the-coast-of-japan/]

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フグが作り上げたものだった!

 この動画は、NHKのダーウィンが来た!生きもの新伝説の285回「世紀の発見!海底のミステリーサークル」で放送された映像で、後半部分でちょろっと出てきた生物が、このミステリーサークルの製作者だ。

 これをつくったのはシッポウフグの一種で、アマミホシゾラフグ[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%83%9F%E3%83%9B%E3%82%B7%E3%82%BE%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%B0]という名のフグだ。全長12cmほどしかないシッポウフグのオスが1匹で約1週間でこの巨大なサークルを作り上げたというのだから驚きだ。

 シッポウフグのオスは、なぜこのようなものを海底に作り上げるのか?産卵床として、またメスのアピールの為とも言われているが、その辺のところは、カラパイア生物班のおともだちのほうが詳しいんじゃないかな?

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