先週水曜、ブラジル北部の小さな村、Riacho dos Pocosに突如降ってきたのは、直径約1メートル、重さ50キロほどの金属製の丸い球。宇宙人、霊の存在をごっそりと信じている村人たちは「スペースボールじゃ!2012年、終わりの始まりじゃ!」と大騒ぎになったという。

ソース:Space ball: UFO shocks Brazilians (video) | THE TRUTH BEHIND THE SCENES[https://web.archive.org/web/20120507004001/http://www.thetruthbehindthescenes.org:80/2012/02/24/space-ball-ufo-shocks-brazilians-video/?]

 スペースボール(鉄球)は、ホセ・メンデス(46)さんの住む家の庭に落ちた。激しい衝撃音を聞き、音のした場所を探してみると、そこには深さ1メートルほどの大きな穴が開いており、奥にこの鉄球があったという。

https://www.youtube.com/watch?v=k5CqbCg_SH0&rel=0[https://www.youtube.com/watch?v=k5CqbCg_SH0&rel=0]

 幸いにも鉄球は誰にあたることなく負傷者はいなかったようだ。好奇心旺盛の村人たち20人くらいが集まり鉄球を分析した結果中は空洞であることがわかった。「スペースボール襲来」の噂を聞きつけ、近隣から2000人近くの人がこのボールを見物に訪れたという。

中身は空洞

突起物のようなものがある

 ブラジルの国立宇宙研究所(INPE)の気象学者ピーター・・コスタによると、この鉄球はおそらく衛星の一部ではないかとのこと。鉄球は調査分析の為、ブラジル軍警察によって押収されたという。

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