株式会社カプコンは、同社の展開するストリートファイター6サウンドノベルかまいたちの夜のコラボを10月15日より開催している。

本コラボでは、『ストリートファイター6』のワールドツアーモードに、『かまいたちの夜』の世界観をモチーフにした特別シナリオ「ストリートファイターたちの夜」が追加されるというもの。格闘ゲームサウンドノベルという異色のコラボだが、SNS上では、本コラボが“クオリティが高すぎる”として話題となっているようだ。

かまいたちの夜』は、1994年11月25日に当時のチュンソフトによりスーパーファミコン向けに発売されたサウンドノベルゲーム。サウンドノベルという新しいジャンルを切り開き、これまで発売された4シリーズ作品で累計販売数200万本を突破している人気作だ。

今回のコラボでは、発売30周年を迎えたサウンドノベルの金字塔が『ストリートファイター6』の世界に登場する。期間中は印象的な青いシルエットの姿で対戦が可能なほか、バトルハブが専用の内容へと変化。さらにワールドツアーにて、新しいシチュエーション「ストリートファイターたちの夜」が追加されている。

(画像はストリートファイター6 x かまいたちの夜 スペシャルコラボ紹介映像より)

そして現在、SNSを中心に本コラボのクオリティの高さが話題となっているようだ。特に「ストリートファイターたちの夜」に注目が集まっているとみられる。

ストリートファイターたちの夜」は、保養施設「カンフーコング荘」に貼られた謎のメッセージ「コンヤ12ジダレ…シ…」というメッセージが発端となり、登場人物たちが事件に巻き込まれてしまうというもの。原作を彷彿とさせる実写風の背景に青いシルエットたちの会話シーンや、選択肢によって物語が分岐するシステムが特徴的だ。

本ストーリーにはなんと全15種類のエンディングが用意されており、SNS上ではボリュームの多さや原作再現に驚くプレイヤーが続出。Crazy Racoon所属のプロ格闘ゲーマー・どぐらさんや、SCARZ所属のコンテンツクリエイター・ストーム久保さんら著名な方も反応しており、ボリュームにくわえてシナリオが怖かったというコメントもあった。

ストリートファイター6』とサウンドノベルかまいたちの夜』のコラボは10月15日より開催している。なお特別シナリオ「ストリートファイターたちの夜」は、コラボ期間終了後もプレイ可能だ。

またスパイク・チュンソフト公式では、『かまいたちの夜』シナリオ原作・我孫子武丸氏をはじめとした開発スタッフ陣と、カプコンのスタッフ陣によるスペシャルインタビューも掲載している。

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