
2025年10月16日、韓国・世界日報は、京都の観光名所・嵐山の「竹林の小径(こみち)」で竹への落書き被害が増加しており、京都市が倒竹の危険性があるとして、一部の被害が大きい竹の伐採を検討していると伝えた。
京都市は今月6日、約7000本の竹を調査し、そのうち約350本でナイフや鍵などのような鋭利なもので彫られた落書きを確認したと発表した。大半がアルファベットでイニシャル、日付、ハートマークの中に恋人の名前などを刻んだものであり、日本語、漢字、ハングルと推定される落書きも一部発見された。
記事は「落書きの中には『형우♡수빈(ヒョンウ♡スビン)』とハングルで彫られたものも確認された」とし、京都府立植物園が「一度竹の表面についた傷は修復されない」と指摘していることを伝えた。市は観光客に対し、観覧マナーを守るよう呼び掛けているという。
市は一部の竹に緑色の養生テープを貼ってさらなる被害を防いでいるが、景観を損ねるとの懸念も出ている。18年にも同様の落書き問題が起きたが、コロナ禍で観光客が減り、自然に落書きも減少していた。今年に入り観光客が戻り始めると、再び落書きが増加しているという。
「竹林の小径」は、世界遺産・天龍寺の北部一帯に広がる竹林を通る散策路で、風に揺れる竹の音や木漏れ日の美しさで知られる。
これについて、韓国のネットユーザーからは「本当に恥ずかしい」「理解に苦しむ」「なぜ竹に名前を彫るの?」「韓国語の落書きが報じられるたびに情けなくなる」「常識がない人の海外旅行を禁止すべき」などの声が上がっている。
また、「韓国の竹緑苑の竹林も落書きだらけ」「韓国を訪れる外国人観光客を批判する前に、自分たちを省みるべき」「日本に住んでいるが、韓国人観光客のマナーの悪さを実感する」「観光マナー教育をもっと徹底すべきだ」などの声も見られた。(翻訳・編集/樋口)



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