2025明治安田J1リーグ第34節の7試合が18日に行われた。

 柏レイソルは敵地でガンバ大阪を一蹴した。前半20分も経たないうちに3点を一気に奪うと、後半さらに2点を加えて5-0で快勝。今節引き分けた首位鹿島アントラーズとの勝ち点差を「3」に縮めた。

 残留争いも白熱している。17位横浜F・マリノスはジョルディ・クルークスと植中朝日がそれぞれ1ゴール1アシストの活躍を披露し、浦和レッズに4-0で快勝した。勝ち点で横浜FMと並んでいた18位の横浜FCは、名古屋グランパスと対戦。櫻川ソロモンの得点で先制したものの終盤に名古屋の逆転を許してしまう。それでも横浜FCは後半アディショナルタイムに試合を振り出しに戻し、試合は2-2で決着。横浜勢の勝ち点差は「2」に広がった。

 一方、最下位のアルビレックス新潟東京ヴェルディに敗れ、横浜FMと新潟の勝ち点差は「12」に広がった。次節に以下のいずれかを満たした場合、新潟は2022年以来のJ2リーグ降格が決定する。

・新潟が神戸戦で引き分け以下
横浜FMが広島戦で引き分け以上
横浜FCが柏戦で勝利

 川崎フロンターレも攻撃陣爆発で清水エスパルスを撃破。前半のうちに脇坂泰斗、佐々木旭、伊藤達哉、エリソンが立て続けにゴールを奪う。後半は3失点を喫したがさらに1点を加え、川崎Fが5-3で打ち合いを制した。

 今節の試合結果と順位表、次節の対戦カードは以下の通り。

◆■J1第34節

10月17日(金)
ヴィッセル神戸 0-0 鹿島アントラーズ
サンフレッチェ広島 0-0 FC東京

10月18日(土)
東京ヴェルディ 1-0 アルビレックス新潟
FC町田ゼルビア 0-0 アビスパ福岡
川崎フロンターレ 5-3 清水エスパルス
横浜F・マリノス 4-0 浦和レッズ
横浜FC 2-2 名古屋グランパス
ガンバ大阪 0-5 柏レイソル
ファジアーノ岡山 1-2 セレッソ大阪

10月19日(日)
15:00 湘南ベルマーレ vs 京都サンガF.C.

◆■順位表

※()内は勝ち点/得失点差

1位 鹿島(66/+24)
2位 柏(63/+20)
3位 神戸(61/+15)
4位 京都(60/+22)
5位 広島(59/+16)
6位 川崎F(56/+17)
7位 町田(56/+14)
8位 浦和(52/+4)
9位 G大阪(50/-5)
10位 C大阪(46/+2)
11位 FC東京(42/-10)
12位 東京V(42/-13)
13位 福岡(41/-5)
14位 清水(41/-6)
15位 岡山(41/-7)
16位 名古屋(40/-8)
17位 横浜FM(34/-8)
18位 横浜FC(32/-17)
19位 湘南(25/-29)
20位 新潟(22/-26)

◆■J1第35節の対戦カード

10月25日(土)
14:00 浦和 vs 町田
14:00 柏 vs 横浜FC
14:00 FC東京 vs 岡山
14:00 横浜FM vs 広島
14:00 清水 vs 東京V
14:00 名古屋 vs G大
14:00 京都 vs 鹿島
15:00 C大阪 vs 川崎F

10月26日(日)
14:00 新潟 vs 神戸
14:40 福岡 vs 湘南

【ゴール動画】横浜FMが浦和に圧勝

横浜FMは浦和に圧勝 [写真]=清原茂樹