
この時期、不在連絡メールは詐欺だと思え!?
フィッシング対策協議会は、日本郵便を騙るフィッシングの報告を受けたと発表しました。
これは、「アカウント情報に問題がある」「重要書類を配達したが不在のため保管している。再配達の手配が必要」などのメールを送り付けて偽の配達先住所登録ページに誘導し、クレジットカード情報を含む個人情報を入力させてそのまま盗み取るというもの。
毎年秋以降はAppleの新製品発売やAmazonのプライム感謝祭に始まり、ブラックフライデー、クリスマスセールなど配達物が届く機会も増えるため、不在連絡を装ったフィッシングは特に気を付けたい詐欺の1つと言えます。
フィッシングメールの誘導先である偽Webサイトは、日本郵便のECサイト「郵便局のネットショップ」のロゴを使っており、パッと見で真偽を区別することは困難でしょう。
しかも、「再配達のためには、いくつかのサービス料が必要となります。支払い後に荷物を再配達いたします/一回払い:650円」といった、架空の料金請求までしてくる悪質なものです。
郵便局のネットショップでは公式ページで、「再配達や住所不明の際、マイページから配送先住所の修正や、本人確認のためクレジットカード情報入力をいただくご案内は行なっておりません」と発表していますので、住所などを入力させようとするメールやSMSはニセモノと判断して構わないかと思います。
なお日本郵便からも、「日本郵便を装った不審メール及び架空Webサイトにご注意ください」といった注意喚起が発表されています。フィッシングメール/SMSの事例が記載されているので、気になる方はチェックして損はありません。
フィッシング詐欺のメールやSMSがあなたのもとに届いた際は、フィッシング対策協議会に報告すると良いでしょう。



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