
エル・ファニングが出演する映画「プレデター:バッドランド」が、11月7日(金)に全世界同時公開される。公開に先立ち、11月4日にワールドプレミアが行われ、キャスト、スタッフが出席した。
■監督&主演・コロアマタンギ、大興奮のワールドプレミア
日本時間11月4日、ハリウッド・チャイニーズシアターにて「プレデター:バッドランド」のワールドプレミアが開催された。会場には歴代のさまざまな「プレデター」に扮したファンが来場。キャストやスタッフも登壇し、本作への期待の高さがうかがえる。
ニュージーランドでの過酷な撮影と、撮影後の膨大なVFX作業を経て迎えた本イベント。ダン・トラクテンバーグ監督は、「今夜こうして素晴らしい観客の皆さんと共有できるのは本当に特別なこと」と興奮ぎみに述べた。「子どもの頃から愛してきたシリーズ作品をこうして自分が監督できるというのは本当に光栄です。でも今回は“単なるプレデター映画”という枠を超えて、すべてのSFファンに楽しんでもらえるユニークな作品をつくれたと思っています」と本作への自信をうかがわせる。
さらに、トラクテンバーグ監督は「この映画の視覚的スペクタクルは滅多にないもの。ほとんどのシーンは、実際に俳優たちがアクションを行って撮影しています。様々なセット、クレイジーな格闘シーン、信じられないほど緊張感のあるシークエンス、巨大モンスターとプレデターの対決、すべてが本物のエネルギーを持っています。そしてサウンドも格別です。ぜひ大きな劇場のスクリーンで観てください。本当に驚くような体験になると思います」とアピールした。
シリーズ初のプレデターの主人公・デクを演じたのはディミトリアス・シュスター=コロアマタンギ。「最高だぜ。信じられない気分だ。家族を連れてLAのプレミアに来た。すごく楽しみなんだ。ああ、本当に気分がいい。俺たちがずっと準備してきたものを、みんながようやく見られるのが嬉しいよ。ファンもきっと気に入ると思う。言葉じゃ表現できないよ」と、監督同様の興奮を見せた。
本作を観る際の環境についても、「文字通り、大画面で観るために作られた作品だ。アクションもドラマもコメディも、音響デザインも壮大だ。迫力ある環境で観る必要がある。映画館に行って観てほしい。絶対に後悔させないから」と監督同様、映画館のスクリーンで観ることを勧めている。
■エル・ファニング「みんなに映画を見てもらうのが待ちきれない」
デクの相棒の上半身のみのアンドロイド・ティアを演じたエル・ファニング。「撮影は本当に楽しかった。ダン監督が大好き。彼は想像力豊かで作品作りに対して情熱的なんです。みんなに映画を見てもらうのが待ちきれない」と監督へ信頼のコメントを寄せた。
さらに、「ニュージーランドの壮大な風景の中で実際にロケをしました。実際に映画で見ていただけるような雄大で美しい景色の中での撮影で、そのスケール感が映像の中でもしっかり生きています。この映画は、まさに“劇場で観るための作品”です!大きなスクリーンで観るべきだし、観客と一緒に息をのんだり笑ったりする共有体験が大切。プレデター映画でそう言えるのは珍しいけれど、この作品では少し涙するかもしれない。(映画館で)プレデターの咆哮を聴いて欲しい」と、撮影ビハインドをふまえて、監督、コロアマタンギ同様におすすめの鑑賞を明かした。
ファニング、コロアマタンギ、トラクテンバーグ監督らは、サインをしたり、写真を撮ったりと、ファンとの交流を楽しみ、ワールドプレミアは熱狂の中行われた。
なお、「プレデター」シリーズ過去作はディズニープラスで配信中。



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