職場で窃盗事件が起きたら不信感が募るばかりだろう。投稿を寄せた埼玉県の20代女性が以前働いていた工場には手癖が悪い人物がいたようで、

「男性の更衣室のダイヤル式の鍵のかかったロッカーから財布の中身だけ抜かれる事件が頻発していました」

と振り返る。しかし、これで終わりではなかったようだ。(文:長田コウ)

金品だけでなくロッカーからあらゆる物がなくなっていた…

窃盗行為はエスカレートしていったという。

「とうとう車の鍵を盗んで車の中に置き忘れていた財布や中に置いてあった金目のものにも犯人は手を出し始めました」

犯人は「外用の防犯カメラで特定」されたが、捕まえられずに終わってしまったという。

「任意聴取しようとしたところバイクで逃走したあと行方不明になったそうです」

従業員の犯行なら会社は住所などの個人情報を抑えているはずだ。警察に通報することもできそうだが、後味の悪い結末になってしまったようだ。

岡山県の50代男性は、職場で自身のロッカーが荒らされ、物がなくなっていた経験があるという。金品だけではなく、仕事で使っている工具から私物まで幅広く、物がなくなっていたというから不安になる。

そんな最中、信じがたい光景を目にしてしまった。

「私物の物や工具類を班長が使っているのでその工具私のじゃないですか?って聞いたら知らん!ときつく言われた、返しては貰えなかった」

身近な上司が犯人かもしれないという疑念。しかし、強く否定されては追及も難しかっただろう。

※キャリコネニュースでは「職場で起こった窃盗事件」のエピソードを募集しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/IX3VN62M

「それ、私のじゃないですか?」ロッカー荒らしの犯人はまさかの上司? 問い詰めても「知らん!」と返してもらえず