2027年3月卒業予定の大学生・大学院生に人気の就職先企業はどこか。ダイヤモンド・ヒューマンリソース(東京都文京区)が「大学生が選んだ就職人気企業ランキング」の結果を発表し、文系男子に人気の企業1位は7年連続で「伊藤忠商事」だった。

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 2位以下は「三井物産」「丸紅」「住友商事」「三菱商事」が続き、前年と同様に総合商社が上位を独占した。総合商社は事業領域の広さや世界を舞台に活躍するイメージから、例年高い人気を集めている。

 7位以下に「三菱UFJ信託銀行」「あいおいニッセイ同和損害保険」「大和証券グループ」「三菱UFJ銀行」が入り、トップ10のうち4社を大手金融機関が占めた。

 理系男子ランキングの1位は「丸紅」。2位以下に「伊藤忠商事」「三菱商事」「三井物産」「住友商事」が続き、理系男子でも総合商社がトップ5を占めた。総合商社は毎年一定数の理系学生を採用していて、事業プロデューサーとして理系の素養を生かしたいと考える学生から支持を集めているようだ。

 デジタル投資の拡大を背景に業績好調なIT・情報系大手も、引き続き人気が高く、「Sky」(8位)、「野村総合研究所」(9位)、「大和総研」(10位)とトップ10に3社入った。

●文系女子にも商社が人気

 文系女子ランキングの1位は「伊藤忠商事」。2位は「丸紅」、3位は「住友商事」、4位は「三井物産」、5位は「三菱商事」で、男子同様に総合商社が上位を占めた。

 女子の採用数が伝統的に多い大手金融機関では、「三菱UFJ銀行」が7位、「あいおいニッセイ同和損害保険」が8位、「三菱UFJ信託銀行」が9位、「大和証券グループ」が10位とトップ10に4社がランクインした。

 理系女子ランキングでは「丸紅」が2年連続で1位に。「住友商事」(2位)、「伊藤忠商事」(3位)、「三井物産」(9位)、「三菱商事」(10位)と、理系女子でも総合商社5社がトップ10に入った。

 生活に身近な製品を扱う食品メーカーや消費財メーカーの人気も回復傾向にある。機械・電気からバイオ系まで幅広く専攻を生かせる業界として意識されていることから、「味の素」(5位)をはじめ、「資生堂」(6位)、「サントリーグループ」(7位)、「花王」(8位)など4社がトップ10入りした。

 調査は、2027年卒業予定の大学3年生および大学院1年生を対象に、インターネット調査と就職イベントを通じて実施した。有効回答数は3692人で、調査期間は4月24日8月28日

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