

目が点でも口も鼻もなくてもかまわないから家事をやってほしいのよ。終わらぬ家事をキャンセルしたい界隈に”待ち人来たる”な朗報だ。
家事手伝いヒューマノイドロボット「NEO Gamma」の進化版、その名も「NEO」がついに現実のものとなる。
2025年3月に紹介した1X社のNEO Gammaは、試作モデル。洗濯物を運んだり、掃除機をかける機能で話題を呼んだ。
それがより実用的にバージョンアップしたのがNEOだ。Gammaで培った技術をベースに、より安全な実際に購入できる“家庭用ヒューマノイド”として2026年に製品化される。
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GammaからNEOへ!進化のポイント
話題の「NEO」は米カリフォルニア州を拠点とするロボットおよびAI企業、1X Technologiesからデビューする。

前にお伝えしたプロトタイプのNEO Gamma(以下 Gamma)との比較はこんな感じ。
サイズは同等:GammaもNEOも身長約168cm、体重約30kg。人間に近いスケール感を維持
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パワーは継承:最大70kgを持ち上げ、最大25kgを運搬可能。日常の荷物や家具の移動にも対応

静音性:Gamma時代の目標は10dbだったが、NEOは22dB。とはいえ冷蔵庫の運転音以下で気にならないレベルだそう

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安全設計の洗練:Gammaで公表されていた「”腱”をモデルにした駆動アクチュエータ」や柔らかい外装は、NEOでさらに強化

機械部はまず、3Dプリントによる格子状ポリマーで覆われ

さらにニット素材の生地で覆われ、外部から触れられない構造に。
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手も足も滑らかで柔らかな素材に包まれている。

外観の進化:基本のGammaはグレーのみだったが、NEOはタン、グレー、ダークブラウンの3色展開。インテリアに合わせて選ぶことができ、より環境に溶け込むデザインになった

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AIの進化:Gammaは対話機能を搭載した実証段階だったが、NEOは1Xが独自開発したAI「Redwood AI」を搭載


会話や記憶、学習機能を統合し、”学ぶ家庭の相棒”としての完成度が向上。こんな会話も披露している。
ユーザー:「眼鏡が見つからなくてね、これはパプリカ?」
NEO:「いえ、それはカイエンペッパーです。それから眼鏡はあなたが今着ているシャツのところにありますよ」
ユーザー:「じゃあチリ料理の調味料にしていいかな?」
家事アシスタントから“学習する相棒”へ
NEOはWi-Fi、 Bluetooth、5G接続に加え、エンターテイメント用のスピーカーシステムも内蔵。

掃除や洗濯、物の片付け、食洗機の使用、植物の水やりやペットの給餌まで、日常の家事を幅広くカバー。


操作はスマホ。離れていてもNEOのカメラを通じて作業の様子が確認できる。

さらに充電もセルフで行うので手間いらず。

あとは買い物リストや誕生日を覚える記憶機能などもあり、会話も自然にできるそう。Gammaで見えた「未来の片鱗」が、NEOでは「日常に溶け込む相棒」へと進化している。

ただNEOは、ドアを開けたり、物を取ってきたり、照明を消したりといったあらかじめ学習している単純作業は単体で行うが、それ以外の作業については「1X Expert」と呼ばれるサポートシステム頼りだそう。
「1X Expert」とは、人間のオペレーター(専門スタッフ)の遠隔操作や指導のこと。
つまり未知の作業は、人間がNEOを操り、その場で学習させることで、次回以降の自律作業に生かす仕様だ。
また動作も遅く、ウォール・ストリート・ジャーナルが10月29日公開したNEOのテスト動画では、冷蔵庫から水のボトルを取り出して人に渡すだけでも1分以上かかることが明かされている。
価格は300万円。2027年以降に世界展開
さて気になるお値段だが、NEOの購入方法は2つ。
一括で20,000ドル(約300万円)支払うか、月額499ドル(約7万6000円)のサブスクプランが用意されている。
高いだろうとは思っていたけど新車購入ぐらいの覚悟がいりそう。サブスクとどっちがお得なのかしら?ドルじゃなくてこれが円単位だったらすぐにでも買うのに。
スケジュール的には2026年にアメリカで出荷開始、2027年以降に世界展開予定とのこと。詳細は1X社のNEO公式サイト[https://www.1x.tech/neo]をチェックだ。

遠隔操作は必要。完全自律ならず
ここまで読んで、なんだ結局リモコンロボか…と残念に感じた人もいるだろう。
かくいう私もそうなのだが、実はGammaのときから「動作の遅さ」や人間のオペレーターによる「遠隔操作の必要性」は指摘されていた。
こうした仕様は家事ロボットの初期モノとしてはやむを得ないことなのだろう。
あらかじめ動作が決まっている工場作業に比べ、家庭内で必要とされる作業はそれぞれの家庭によっても異なり、予測が難しいからだ。
なんならNEOにベリーダンスやリンボーダンスといった無茶ぶりをするご家庭もあるかもしれない。
そんなわけで同社CEOのBørnich氏自身も「2026年時点では遠隔操作が必要な場面がある」と認めている。
今はまだ人間頼りのNEOだが、将来的にはソフトウェア更新や学習を重ねることで、より自律的に進化することが期待されている。

のちのターミネーター?ダークな未来を予感する声
2025年3月に話題をさらったGamma から、1年足らずで登場したNEO。この展開はまるでSF。これほど早く製品化されるとは驚きだ。
1X社によるNEOの動画はXでも脚光を浴び[https://x.com/1x_tech/status/1983233494575952138]、2025年10月28日公開のYoutube動画も再生数120万回と注目度はきわめて高く、さまざまなコメントが寄せられた。
中には映画ファンのものか、「2001年宇宙の旅」と「ハリーポッター」にからめたコメントもウケてたもよう。
見てのとおりダークな未来を思い浮かべたユーザーも多かった。だとしても実際どの程度の仕事ぶりなのか試しに使ってみたい気もする。みんなはどう思う?
References: Interestingengineering[https://interestingengineering.com/innovation/1x-neo-humanoid-robot-home-assistant]



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