上司が部下に嫉妬するのはどんなときか。パーソルキャリアが実施した調査によると、部下に嫉妬した経験がある上司の割合は59.6%に上った。部下に嫉妬した理由のトップは「人事評価の結果」(27.3%)だった。

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 職場で若手世代の優遇を実感するか尋ねたところ、52.7%が「感じる」と答え、過半数を占めた。内容については、「給与」(44.6%)が最多となり、次いで「チャレンジの機会」(30.4%)、「昇進スピード」(26.5%)と続いた。

 部下に嫉妬した経験の有無を聞くと、59.6%が「ある」と答えた。嫉妬の理由で最も多かったのは「人事評価の結果」(27.3%)、以下「はたらき方」(22.2%)、「学歴」(19.2%)だった。

 上司と部下に、価値観の違いから生じる課題を感じるかを尋ねた。その結果、上司側の「感じる」は73.0%、部下側の「感じる」は62.6%だった。

 上司側が感じる部下との価値観の違いから生じる課題のトップは、「キャリア観の違い」(30.6%)で、以下「業務の進め方の違い」(24.0%)、「部下との信頼関係不足」(23.1%)と続いた。

 「信頼関係不足」と回答した上司もいたが、日々のモチベーション向上や働きやすさの改善のため、部下との距離を縮めたいと考える声も寄せられた。

●部下側が感じる課題

 一方、部下が感じる課題のトップは「業務の進め方の違い」(43.0%)で、次いで「キャリア観の違い」(32.2%)、「はたらき方の違い」(28.5%)だった。

 パーソルキャリアは「昇給や昇進において若手の優遇を感じる人もおり、中堅層のモチベーション低下や不公平感が生じる要因になっている可能性がある。成果を求められる上司世代からすればネガティブな感情も生まれやすく、嫉妬につながっている」と分析した。

 調査は、20~50代の385人を対象にインターネットで実施した。調査期間は、10月22~27日。

部下に嫉妬する上司たち