シュワバーの地元メディアも大谷とのMVP争いは諦めムードだ(C)Getty Images

 全米野球記者協会の会員の投票で決まるMVPは、現地時間11月13日に発表される。ナ・リーグドジャース大谷翔平の選出が確実とみられている。

 そんな中、“最大のライバル”が所属するフィリーズの専門メディア『That Ball’s Outta Here(TBOH)』は10日に「カイル・シュワバーにMVPの望みはあるか?」と題した記事を掲載。サブタイトルで「どうやら厳しそうだ」と添え、“白旗”を揚げた。

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 ナ・リーグMVPの最終候補に残ったのは、大谷、シュワバー、メッツフアン・ソトの3人。記事では「2025年のシュワーバーは非常に印象的なシーズンを送った」「フィリーズファンの多くは、シュワバーがいかに破壊力のある打者に成長したかを知っている」と称賛。56本塁打132打点の2冠は「予想していなかった」と記した。

 それでも「ナ・リーグMVP投票でオオタニを上回るには、険しい道のりが待っている」と伝えた。大谷の146得点、長打率.622、OPS1.014などがリーグトップであることを紹介。さらに、47イニングで62奪三振防御率2.87の投手成績も添えた。

『TBOH』は「ショウヘイ・オオタニから、このタイトルを奪うのは至難の業であり、シュワバーもその『新たな犠牲者』となる可能性が高い」「キャリア最高の一年を送ったシュワバーでも、オオタニの領域には及ばない」などと、諦めムードだ。

 さらには「オオタニは打撃でリーグ屈指の実力を誇り、登板すればトップクラスの投球力も併せ持つ。そこには残念ながら、シュワバーには再現できない価値がある」とまで言わしめた。

 通算7度のバリー・ボンズに次ぐ、4度目のMVP受賞の可能性が極めて高い大谷。その上で、記事は「シュワバーが恥じる必要はまったくない」と慰めに近い表現で説いた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

「望みはあるか?厳しそうだ」大谷翔平とのMVP争い シュワバーの地元メディアが“白旗”「再現できない価値がある」