

記者たちは「勝利への期待値が高いチームに不利だ」などとロバーツ監督を擁護した(C)Getty Images
現地時間11月11日、全米野球記者協会(BBWAA)による両リーグの最優秀監督賞が発表され、ナ・リーグでは、ブルワーズのパット・マーフィー監督が就任1年目から2年連続受賞。ドジャースを球団史上初のワールドシリーズ連覇に導いたデーブ・ロバーツ監督は、自身初の得票なしに終わった。
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監督就任1年目の2016年に同賞を獲得しているロバーツ監督だが、それ以降は受賞がない。就任10年目で最悪の投票結果となり、ドジャース専門メディア『Dodger Blue』の記者たちは、ポッドキャスト番組「DodgerHeads」でそれぞれの見解をコメント。厳しい評価に正直な胸の内を明かしている。
まず番組内でマシュー・モレノ記者は、「驚いた。もう彼の受賞を期待できない」と話し始め、「勝利への期待値が高いチームに不利だ」と指摘。マーフィー監督を称えつつ、ダイヤモンドバックスのトーリ・ロブロ監督、パドレスのマイク・シルト監督が3位票を1票得ている点には、「勘弁してくれ」と嘆いた。
一方でブルース・クンツ記者は、「あまり意味のない賞だと思う」と一蹴。「より優秀な監督に投票するものではない」「どれだけ期待より良いチーム成績を収めたかだ」と投票基準を分析し、「監督のキャリアを見るとき、最優秀監督賞をいくつ受賞したかなんて誰も気にしない」と続けている。
さらにジェフ・スピーゲル記者は、「才能に恵まれていながらプレーオフに進出できなかったチームもある」と前置きし、「ドジャースは逃さない。ロバーツ監督のスーパーパワーだ」と称賛。投票結果にも理解を示しつつ、「最優秀監督賞の投票で5位か、8位かなんて誰も覚えていない」と締めくくっていた。
ポストシーズンの結果が考慮に入れられていない最優秀監督賞の投票。番組内で『Dodger Blue』の記者たちが指摘している通り、レギュラーシーズン史上最多116勝の記録更新が期待されていた中で、93勝69敗に終わっているドジャースは、賞の性質上、評価されにくい立場だったのかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]



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