11月14日午後9時から日本テレビ系金曜ロードショー」にて、劇場アニメバケモノの子」が本編ノーカットで放送されます(放送枠を30分拡大)。

同作は、2015年に公開された細田守監督・脚本のオリジナル長編。東京・渋谷の街と、バケモノたちが住む「渋天街(じゅうてんがい)」、2つの世界を交錯させながら、バケモノ・熊徹と人間の少年・九太の師弟関係、そして親子の絆が描かれます。ヒロイン・楓役の声を演じた広瀬すずさんは、本作が声優初挑戦でした。

番組内では、細田監督の最新作「果てしなきスカーレット」(11月21日公開)の特別映像がお披露目。主人公の王女スカーレットが、幼い頃に父親を殺した宿敵への復讐をちかって懸命に修行するシーンが公開されます。

バケモノの子」のあらすじ、キャスト、知っておくと本作がより楽しめるトリビアをご紹介します。

【あらすじ】
母親を亡くし、ひとりぼっちになってしまった少年はある日、バケモノ・熊徹と出会い、「強さ」を求めてバケモノたちの世界へ行くことを決意。熊徹の弟子となり「九太」という新しい名前を授かる。当初はぶつかり合うことの多い九太と熊徹だったが、次第に2人の間には親子のような絆が芽生えていく。やがて月日が流れ、たくましい青年へと成長した九太は、現実世界で同い年の少女・楓に出会う。無限に広がる可能性という「新しい世界」の魅力にひかれていく九太だったが、そんな時、人間とバケモノの2つの世界を揺るがす大きな事件が起こる。

【主要キャスト】
熊徹:役所広
九太(少年期):宮崎あお
九太(青年期):染谷将
:広瀬す
猪王山:山路和
一郎彦(青年期):宮野真
二郎丸(青年期):山口勝
一郎彦(少年期):黒木
二郎丸(少年期):大野百花
チコ:諸星すみ
九太の父:長塚圭史
九太の母:麻生久美子
宗師:津川雅
百秋坊:リリー・フランキ
多々良大泉洋
賢者:中村
賢者:沼田爆
賢者:草村礼子
賢者:近石真

【世の中の人たちとの関わりが子どもを育てる】

バケモノの子」の完成披露試写記者会見で、細田守監督は同作への思いを語っています。前作「おおかみこどもの雨と雪」の公開後、細田家に男の子が生まれて父親になった細田監督は、「父親は子どもに何ができるだろうか」と考えた結果、「本当の父親だけでなくいろいろな形の父親や師匠が世の中にはいて、そんなたくさんの人たちとの関わりが、1人の子どもを大きく育てていくのではないか」との思いにいたり、「そんな映画を作りたい」と思うようになったそうです。

【国内長編アニメの声優初挑戦だった役所広司さん】

バケモノの子」では、少年の父となるバケモノ・熊徹役を役所広司さんが演じています。細田監督の最新作「果てしなきスカーレット」では主人公・スカーレットの宿敵クローディアスを演じている役所さんは、「バケモノの子」が国内長編アニメの声優初挑戦でした。
 前作「おおかみこどもの雨と雪」を見ていて細田監督の作品にぜひでたいと思っていた役所さんは、公開時のインタビューで自身が演じた熊徹を、「実写だったら、勝新太郎さんみたいな人なんでしょうね(笑)」と、師匠を自称しながらも師匠らしくところがいいと語っていました。

参考文献
細田守スタジオ地図の仕事」(日経エンタテインメント!編、スタジオ地図監修/日経BP社刊)

細田守監督の最新作「果てしなきスカーレット」は11月21日公開 (C) 2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS