人はは何歳から臨死体験による映像を見ることが出来るのだろうか?少なくとも人間が言葉を話したりするまでは無理だと思うかも知れない。しかし、実は生後6か月の子供でも臨死体験による映像を見る事があるそうで、成長した子はそのことを鮮明に覚えているという。

 そこで体験した事は夢よりも鮮明で、現実に近いが幸福感に溢れていることが多いのだという。

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 ブリティッシュホスピタルの集中治療室に21年間勤務していた、看護師であり博士号を持つペニー・サルトーリ氏は、臨死体験に関しての興味深い著書をいくつか書いている。以下はサルトーリ氏がデイリーメイル誌に語った幼児の臨死体験に関してだ。

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 集中治療医学専門書の記録の一つに生後6ヶ月で死線をさまよい、一命を取り留めた幼児の長期記録がある。その子供はこの出来事の3年後、祖母の死を体験する。

 その際、この子は母親に対し「おばあちゃんはトンネルを通って神様に会いに行くんだよね?」と聞いたそうだ。その子によると、生後6ヶ月の時に体験した臨死でトンネルを通ったことをよく覚えていたそうで、おばあちゃんもそこを通るのか?と聞きたくなったそうだ。

 「トンネル」と言う表現は臨死体験を研究する科学者が患者からよく耳にする言葉だそうで、臨死を経験した数多くの患者に共通する点の一つと言える。他にも「まばゆい光を見た」、「美しいお花畑を見た」、「既に他界した親戚と出会った」、「戻れ、と言われた」等の共通した点がよく見られる。

 また、有名な事例の一つにこのようなものがある。英国軍人のギャリ―という男性にはトムという息子がいた。トムは4歳の時に腸閉塞症の手術中に危険な状態に陥ったものの、一命は取り留めた。

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 術後ギャリ―がトムに「退院したら何処に行きたい?」と聞いたところ「公園が良い!」と言ったので「どこの公園かな?」ときいてみると、「ほら、ぼくが病院に来た時にトンネルを通って行った場所だよ!。」、「公園にたくさんの子供達が居て楽しそうだったから、ぼくも混ぜてもらおうと思ったんだけど、公園の周りは白い柵で囲まれてたんだ。それを登って公園の中に入ろうとしたんだけど、お兄さんに止められちゃったんだ。 ”まだ来ちゃだめだ” って。それで、またトンネルを抜けて、病院に戻ってこなきゃならなかったんだけど、すごく楽しそうだったよ。」と言ったそうだ。

 ここにも「戻れと言われる」等の共通点が見られる。医師によると、子供は「自分の両親を悲しませたくない」という思いから現実世界に戻ってくることが多いようだ。

 またこのような事例もある。

 現在33歳のナターシャさんは耳が不自由であったものの、9歳の時に自室で臨死体験をした際、眩い白い光が目の前に現れ「私の名前を呼ぶ声が聞こえた」と言うのだ。その時、彼女はベッドで寝ていたそうだが、声の主を探そうとベッドを起き上がってあたりを見渡すと、自分の肉体がまだベッドに横たわっているのを見て、大変驚いたという。

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 それでも、声の主は外から名前を呼び続けるので、彼女が部屋のドアを開けると、そこは一面の白い光に包まれていたという。その白い光に踏み込もうとすると、突然肩を叩かれ「まだ来てはいけない、貴女にはやる事がある、戻りなさい」と言われ、次に目を開けると部屋のベッドで横たわっていたそうだ。彼女はこの時の経験を振り返ると、「私にはまだやるべきことがあるんだ」と勇気を貰えるそうだ。

via:dailymail[http://www.dailymail.co.uk/news/article-2547133/The-children-near-death-experiences-lead-charmed-lives-Study-reveals-youngsters-young-six-months-lucid-visions.html]/

原文翻訳:riki7119

 生死をさまようような経験自体、めったにあることじゃないけれど、奇跡的に助かったといわれる人には何らかの共通点があるようだね。

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