

歴史博物館に行って、昔の武具を見るのはいつでもわくわくするするものだ。戦国時代あの合戦が頭の中によみがえる。
もし動物の世界にもそんな合戦があったら?人間同士が戦闘を繰り広げるずっと以前から、猫とネズミはずっと敵対関係にあるとされてきた。トムとジェリー、トゥイーティーとシルベスター、イッチーとスクラッチーなどテレビアニメの中でも多くの猫やネズミが、いかに互いをやっつかるか、あの手この手で画策しながら仲良く喧嘩している。
金属アーティストのジェフ・ドゥ・ボーア(Jeff De Boer)は、戦国時代に怒涛の戦いを繰り広げる猫とネズミに思いを馳せて、彼ら専用の鎧を作り上げた。実に素晴らしい本格的な仕上がりである。
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猫用の西洋甲冑(板金鎧、プレートアーマー)
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プレートアーマーは15世紀後半に完成した形態で、ヨーロッパ騎士文化の象徴だ。斬撃や突きに対する防御力が高く、衝撃を受け流すことができる。



カナダのアルバータ州カルガリーを拠点とするボーアは、もともと人間のための甲冑を彫刻していた。その後1度だけ自身が飼っている愛猫の為の甲冑を作ったところ、これが病みつきとなって様々な動物の甲冑にトライしようと思い始めたという。
猫用の日本甲冑
日本甲冑は主に弓矢による攻撃から身を守ることに特化していたといわれる。



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ェフ・ドゥ・ボーアはこれまで、中世、ルネッサンス時代、古代ローマ、日本の江戸時代のスタイルをさまざまに試してみた。
実際にネズミに鎧を着せてみたことはないが、自分の愛猫には試してみたという。その画像は記事の後半で紹介している。着せるだけでも戦争で腕に多くのひっかき傷を作ったそうだが。
猫用の西洋甲冑(鎖帷子)
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鎖帷子はプレートアーマーよりも前の時代に流行ったものだ。柔軟で動きやすいが、突き等の威力を受け流すことができない。




ネズミ用の西洋甲冑(板金鎧、プレートアーマー)





猫用の西洋甲冑(革製)を実際に着せてみた
革製の鎧はもともと軽装歩兵や下級兵のための間に合わせのものが多かったが、硬化革と呼ばれる特殊な加工が施された甲冑もあったようだ。




作者のInstagram[https://www.instagram.com/jeffdeboersculpture/]でもすばらしい作品の数々と製造工程などが見られる。



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