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冬のボーナス支給時期となり、金額に一喜一憂する人は多いことだろう。物価高が続く中、まとまったお金は家計の助けになるが、額面と手取りの差額を見て複雑な思いを抱く人もいるようだ。

東京都の30代女性(営業/年収1000万円)はIT企業で営業職に就いている。仕事の成果が実り、昨年の冬よりも支給額が大幅に増えたという。

「業績アップにより今年度は額面137万(昨年度110万)仕事を頑張ったので昨年度より増えたのはだいぶ嬉しい」

と喜びを語る。27万円のアップはかなりの増額だ。しかし……。(文:篠原みつき)

ボーナスから税金を取るのは本当にモチベーションが下がる」

喜びも束の間、給与明細の控除額を見て現実に引き戻されたようだ。

「但し税金で30%近く引かれるのが辛い。ボーナスから税金を取るのは本当にモチベーションが下がるのでやめて欲しい」

額面が大きければ大きいほど、差し引かれる税金や社会保険料の額も大きくなる。致し方ないことではあるが、頑張って稼いだ分だけ「取られた」と感じてしまうのも無理はない。

そんな女性のボーナスの使い道は、自分へのご褒美と将来への備えだ。

「12月に沖縄のジャングリアにいくので、ホテル代などレジャー費で20万ほど使い、あとは全額貯蓄(株、米ドル)の予定」

今年開業したテーマパーク「JUNGLIA(ジャングリア)」をさっそく楽しむ計画のようだ。残りは投資に回すあたり、しっかりしている。

ボーナス120万円をもらって会社を去る50代男性

一方で、ボーナスを「手切れ金」代わりに、会社に見切りをつける人もいる。静岡県の50代男性(エンジニア/年収1000万円)は、今回の支給額についてこう明かす。

「昨年は125万円だったのに、今年は120万円。自身の収入には十分納得している」

納得しつつも5万円の減額となり、会社を取り巻く環境の厳しさを感じてもいる。

「ただし、親会社の販売不振による影響でここ数年は、停滞か下降ぎみであり、先行きの不安は否めない。今期のボーナスを最後に転職を実施」

エンジニアとして現場を支えてきた男性だが、親会社の不振という構造的な問題には抗えないのだろう。年収1000万円を稼ぐスキルを持つ男性は、沈みゆく船に残るつもりはないようだ。

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冬のボーナス「110万から137万円」大幅アップに歓喜する30代女性、しかし税金で「3割近く」引かれ「モチベ下がる」と嘆く