全国蒲鉾水産加工業協同組合連合会(全かま連)は、“かまぼこの日”である11月15日に、「つくってみました 夢のかまぼこ」を発表、サイト(http://kama1000.jp/yumekama/)で公開した。

全かま連は、かまぼこが初めて文献に登場した平安時代の1115年(永久3年)にちなみ、11と15に分け、11月15日を“かまぼこの日”に制定している。今年はかまぼこ誕生からちょうど900年という節目のため、ただ過去を振り返り祝う1年ではなく、1000周年という未来に向けた100年の初めの1年ととらえ、かまぼこ900周年プロジェクト「KAMABOKO ROAD TO 1000」を開始した。

その一環として全国の小学校の協力のもと、子どもたちから募集したのが「夢のかまぼこ」だ。

空飛ぶかまぼこ、喋るかまぼこ、カタチが変わるかまぼこ……。10,000通以上のアイディアの中から8点(かまぼこロボ、飲むかまぼこフリーズドライかまぼこなど)を選び抜き、このたび出来る限りの試作品や完成予想図を製作した。

なお、今回寄せられた「夢のかまぼこ」をいくつか再現できたことから、今後、反響が大きかったものは販売する予定だという。