回転ずしのチェーン店で撮影された迷惑動画が炎上している。これまでも回転ずしでは迷惑行為が相次ぎ、訴訟問題にまで発展したケースもあった。今回の動画では、すしに洗剤とみられる液体をかけている様子が収められており、もはや「迷惑系ではなく犯罪系」などと批判が殺到している。

問題となっている動画は、回転ずしチェーン・はま寿司とみられる店舗で撮影されたもの。投稿したのは、フォロワーが1万人ほどのアカウントだ。レーン上にある商品に洗剤とみられる液体をかける様子が収められている。5月27日ころに TikTokに投稿されるとすぐに拡散され、X(旧Twitter)には「迷惑系ではなく犯罪系」「即逮捕すべき」といったコメントが多く寄せられた。この事件を運営会社も把握しており、現在は店舗を特定中とのことだ。

近年、回転ずしチェーンでの迷惑行為が相次いでいる。2023年は、スシローで少年がしょうゆ差しの注ぎ口をなめるといった行為が問題となった。運営会社は約6700万円の損害賠償を求めて訴訟を起こしたが、その後訴えを取り下げ、調停が成立した。

同年、くら寿司でも同様の事件が発生。しょうゆ差しの注ぎ口を口にくわえる様子をSNSに投稿し、21歳の男ら計3人が逮捕された。男は威力業務妨害の罪に問われ、懲役3年、執行猶予5年の判決が下された。

なぜ回転ずしで迷惑行為が多発するのだろうか。大きな原因として、店舗構造の変化が挙げられる。近年、多くの店舗でタッチパネルなどが導入され、省人化が進んだ。その結果、店員の監視の目が届かなくなってしまい、問題行動をしていても注意できなくなってしまった。

また、動画投稿によって多くの反応を得ることで、承認欲求を満たしたいという心理が影響しているという指摘もある。SNSでコメントや「いいね」の数を多くするため、過激な行為に走り、炎上につながるわけだ。

過去に何度も問題になっているにもかかわらず、また新たな炎上事案が発生した。SNSには厳罰を求める意見が相次いでおり、今後の対応が注目されている。

はま寿司の公式Xより