共産党の志位和夫議長が5日にX(旧Twitter)を更新し、与党が進めている衆院定数削減について、高市早苗首相が比例代表の45議席を対象とする案で調整するよう鈴木俊一幹事長に指示したことを受け、怒りをつづった。

衆院議員定数の削減はもともと日本維新の会が訴えてきた法案。自民党との連立合意の条件のひとつにもなっていたが、野党の反発でこれまで国会への提出は見送られてきた。

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一方、4日になり、高市首相が衆院議員定数の45削減を比例区のみで行うことで意見をまとめるよう鈴木幹事長に指示していたことが明らかに。維新の主張が採用された形となる。

報道について、志位氏はXで「選挙制度は国民主権の根幹だ。行政府の長が、立法府の選挙制度について一方的に『指示』するのは、あまりに横暴かつ強権的だ」と批判した。

また、「民意を反映する比例代表をターゲットに削減を強行すれば、大政党有利に民意を歪める小選挙区制の弊害がいよいよ増幅し、国民の声が国会に届かなくなる」と指摘し、「許してはならない」と怒りをあらわにした。

投稿には、「こういうところで頑張ってもらいたい」「高市首相の指示は党利党略であり、横暴だ」という声のほか、「いや、民意で否定された候補者が比例復活するのがおかしい」「党総裁が自党に対して公約であった議員定数削減を指示することの何がいけないんでしょう」「だったら選挙で勝てばいいだけではないか」といった声が集まっている。

比例削減は大政党が有利になる小選挙区制の弊害を増幅しやすく、議席の少ない共産党にはデメリットが大きいのは事実。実際、小選挙区ではほぼ議席を取れないため、比例代表で議席を獲得している。

ただし、「比例復活」というシステムが「小選挙区で選ばれなかった候補のバッファ」と感じる有権者も少なくないことから、さまざまな声を集めてしまったようだ。

志位和夫氏の公式Xより