
名古屋市の商業施設で8日、多数の客が目やのどに痛みを訴え、8人が救急搬送される騒ぎが発生した。翌日9日にスプレー噴射によるものであると判明。SNSなどに事件性を疑う声が寄せられている。
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騒ぎが起きたのは、名古屋市の商業施設「mozoワンダーシティ」で、4階のゲームセンターで、客や従業員がせき込んだり、目やのどの痛みを訴えたりした。ゼロ歳から40代の男女23人が症状を訴え、うち8人が搬送された。いずれも軽傷とみられている。人が多く集まる商業施設でのトラブルにSNSなどでは大きな話題となり、「催涙スプレーか」「テロの可能性がある」といったコメントが多く寄せられていた。
9日には、店内にある防犯カメラに何者かがスプレーのようなものを噴射しているような姿が映っていたことが判明。愛知県警は、傷害や威力業務妨害の容疑を視野に、捜査を継続している。
近年、類似の事件が商業施設で相次いで発生している。2025年、千葉県印西市の商業施設「イオンモールニュータウン」で異臭騒ぎが発生。客ら44人が目やのどの痛みを訴え、12人が救急搬送された。印西署によれば、たばこの喫煙をめぐって客同士でトラブルが起き、催涙スプレーがまかれたという。
今年5月には、東京・銀座にある商業施設「GINZA SIX」で「刺激臭がある」といった通報が相次いだ。20~80代の男女25人がのどの痛みを訴え搬送された。男がスプレーを噴射したとみられており、現場からはカプサイシンのような成分が検出されたという。
これらの事件が相次いでいる背景には、人とのトラブルで防犯グッズを使用することが挙げられる。催涙スプレーは犯罪から身を守るためのものだが、他人と口論になった程度で使用し、周囲を巻き込んでしまっている。また、スプレーの使用が続いていることから、模倣犯という指摘もある。
異臭騒ぎはスプレー噴射によるものであると判明したが、その理由についてはまだ明らかになっていない。不安を訴える声も多く寄せられており、再発防止策が求められている。



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