―[結婚につながる恋のはじめ方]―


 皆さん、こんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント、山本早織です。

◆女性との「距離感」をバグらせている男性

 婚活や恋活の現場で、「一生懸命アプローチしているのになぜか既読スルーされてしまう」、あるいは「2回目のデートに繋がらない」と悩む男性は少なくありません。彼らの話を深く聞いていくと、ある共通した「致命的な弱点」が見えてきます。

 それは、女性との「距離感」をバグらせているということ。

 良かれと思って距離を縮めているつもりが、女性からは「必死すぎてキモい」「馴れ馴れしくて無理」と嫌悪感を持たれてしまっているのです。今回は、女性をドン引きさせる「詰めすぎ男性」の特徴と、心理学に基づいた解決策をお伝えします。

 距離感がわからない男性には、無自覚にやってしまう代表的な2つの行動パターンがあるのです。

◆①タメ口を使うのが早すぎる

 マッチングアプリでマッチした直後や、最初のデートの開始5分で「敬語だと堅苦しいからタメ口でいい?」と切り出したり、許可も取らずに「何時くらいに仕事終わるの?」とタメ口を使ったりしていませんか?

 男性側は「親しみやすさの演出」のつもりかもしれませんが、女性からすると「リスペクトがない」「チャラそう」「マウンティングされている」と感じるだけです。

◆②距離を縮めるための「余計な一言」が多い

 関係性がまだ浅い段階で、プライベートに踏み込みすぎる男性も嫌われます。

「元カレとはなんで別れたの?」

「写真より実物の方が親しみやすい顔だね(=写真の方が可愛いね、の裏返しに聞こえる)」

「そんなにこだわってると結婚行き遅れちゃうよ(イジりのつもり)」

 これらはすべて、女性の心のシャッターを一瞬で下ろす「余計な一言」です。

◆距離を詰めすぎてしまう原因は…

 なぜ彼らはここまで距離を詰めすぎてしまうのでしょうか。そこには「認知の歪み」があります。

 心理学において、人間には他人に侵入されたくない空間を示す「パーソナルスペース」が存在します。これは肉体的な距離だけでなく、心理的な距離(会話の内容や口調)にもそのまま当てはまります。

 詰めすぎる男性は、「客観的自己認識(メタ認知)」が不足していることが多いです。自分が相手を「いいな」と思っているから、相手も同じスピードで自分を好きになってくれていると錯覚してしまうのです。

 しかし、女性の好意のバロメーターは、男性よりもゆっくり上がります。この「温度差」を無視して自分のペースを押し付ける行為は、心理学でいう「心理的リアクタンス(自分の自由を侵害された時に起こる反発心理)」を引き起こし、激しい拒絶(嫌悪感)を生む原因になります。

 では、どうすれば女性に安心感を与え、適切な距離感でアプローチできるのでしょうか。今日からできる解決策を2つ提案します。

◆解決策①「敬語:タメ口=8:2」の法則(社会的浸透理論の応用)

 心理学の「社会的浸透理論」では、人間関係は浅い会話から深い会話へと段階的に進むとされています。口調も同じです。

 最初からタメ口にするのではなく、ベースは徹底して「敬語」にしてください。そして、感情が動いた一瞬だけタメ口を混ぜるのが正解です。

「本当に美味しいですね! あ、これめっちゃ好きかも」

「そうなんですね。あ、それ俺も知ってる!」

 このように、基本はリスペクト(敬語)を保ちつつ、感情の共有時だけ崩すことで、女性は不快感なく「距離が縮まった」と感じます。

◆解決策②「自分の話3割、相手の話7割」に徹する

 余計な一言を言ってしまう人は、会話の主導権を自分が握ろうとしがちです。会話の黄金比は「相手7:自分3」です。

 質問をしたら、相手の答えを深掘りすることに徹してください。相手が話している間は、余計なアドバイスやイジりは一切不要。

 ただ共感し、受け止めるだけで、女性は「この人は私を尊重してくれる」と安心し、自ら心のパーソナルスペースを広げてくれるようになります。

◆「ちょっと丁寧すぎるかな?」と思うくらいがちょうどいい

 恋愛における距離感とは、あなたが詰めたい距離ではなく、「相手が詰めてほしいと思っている距離」に合わせること。

「ちょっと丁寧すぎるかな?」と思うくらいが、大人の男性としてはちょうどいいのです。まずは次のデート、次のメッセージから、相手の歩幅に合わせることを意識してみてくださいね。

【山本早織】
1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして結婚したい男女に向けて情報や出会いの場を提供する。「最短成婚成功の秘訣マガジン」をLINEで配信中。公式ホームページ「結婚につながる恋のコンサルタント 山本早織」(Xアカウント:@yamamotosaori_

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