人気作品『カレイドスター』。日本ではあまり馴染みのない、サーカスミュージカルマジックを合わせた「カレイドステージ」を舞台に、俳優、女優、演出家など「カレイドステージ」に関わる人たちの成長を描いた作品です。その中で、主人公と親友関係にある「ミア・ギエム」は、もともと女優としてステージに立っていましたが、演出家と作家としての才能を発揮し、アニメ最終回では白鳥の湖の新演出に成功。今回はそんな「ミア・ギエム」の魅力についてご紹介いたします。


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⇒ミア・ギエムとは?(カレイドスター
http://www.charapedia.jp/character/info/6888/


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■前向きな行動力とツッコミ役

 ミアは、主人公「ソラ」とコメディアンを目指す「アンナ」とともに行動しています。「ソラ」は天然、「アンナ」は日常的にボケようとするも失敗が多々あるため、必然的に「ミア」がツッコミ役に回ります。しかし時には「ミア」が天然を発揮しソラ達に止められる事も・・・。普段はしっかりものの彼女のかわいいギャップです。

 ソラの個人練習の手伝いを常におこなっていた事で刺激を受け、演出の構造を自分で企画するなど行動を起こすようになります。一歩引いたところから、広い視野でアドバイスをおこなう姿はなかなか格好良いです。

■発想力は抜群

 ミアはソラ達と同時期に入団した新人ですが、シンデレラ公演で魔女役に抜擢されます。通常は、一人での演技のところを、ミアは、ソラとアンナと3人で演技をする事を思いつき、それを成功させます。普通とは違う行動や発想力を持つ事から、敵も多いミアですが、ソラ達と支え合い、決して屈する事はありません。

 演出の道に入る事を決断した彼女は、子供向けの演目をオリジナルで作った事も。アニメ最終回では、白鳥の湖の演目で、主役「ソラ」の大技を日の出のタイミングと合わせるという、とても幻想的で綺麗な演出をおこないました。白鳥が実際に飛び立つ所を観察し、編み出した演出で、特にこのシーンを好きな方も多いのでは無いでしょうか?

■仲間を信じる力

 アニメの終盤、ソラが演技をする事が出来なくなってしまう場面がありました。しかし、ミアは必ずソラが復活をする事を信じ、彼女用の演出を進めました。一方で、甘ったれるソラを厳しく切り捨てる強さも持ち合わせる彼女。ただのなれ合いではなく、逆に引っ張り上げるような強さは、彼女の魅力のひとつと言えるでしょう。


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★記者:skhalu(キャラペディア公式ライター)

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